をしていた。

「紗輝ちゃんの悪いとこ。直ぐ暴走して悪い方悪い方へ考えを向けてしまう事。もっと自分にいいように考えてね♪そぅじゃないとみー君とケンカばかりだぞっ」

最後は怖い顔になり脅しをかけられた。

あっ脅しじゃすまないかも!?だね。

もっと柔軟な頭にしなくちゃ。

世那に抱きつき見上げ

「ごめんなさい。嫌いになった？」

聞きたくないけど聞いてみた。

「ほぉれっそういうのがいけないの！誰が嫌いになんかなりますか!?益々好きになってますけど？」
「あぁよかったぁ。ずっと好きでいてね？私もずっと好きでいるからねっ」

暴走しないで

きちんと話し合う…

私には難しいかも…だけど

やらなきゃ皆に逃げられるょね？
守る努力はする…

でもっ出来ない事のが多いと思うの

そういう時は言ってね？

「私…誰も失いたくないの。でも…頑固な性格なかなかかえられない。だから、その都度言って？努力はするから。皆、大好きなの！」

「ははっわかってんだ、自分が頑固なの。んじゃきちんと周りの意見聞くんだょ？」

「はいっ♪」

オデコにキスをしてくれ手を繋いで部屋を出た。


洗面台には空那がいて挨拶をかわした。

支度のすんだ空那はリビングへ先に行き世那が私の仕上げにかかってくれた。

ヘアセットするもメイクアップするのも無駄なく動く世那の指先。
外見は男だけど手先だけみると女の人だょ。

私より綺麗だし動きがしなやか。
出来上がりも超満足。

いつみても、うっとり。

「紗輝ちゃん？出来たょ♪みとれてた？」

と言い自分の身支度を始める世那。

「あっ違うょ？世那のにみとれてたの。決して私自身にはみとれないからっ！」

「あははっそこまで力まなくていいょ。紗輝ちゃんはナルシストだって知ってるから？」

「やだぁ、私そんな事思ってないもん」

プクッと膨れたら片手でプシュッと潰された。

「ん、お待たせ、行こ♪女の子はねナルシストでいいんだょ」

手をひかれリビングへ入った。


「パパ、おはよう！」

「ん？あぁ二人とも、おはよう」
私達家族の朝食の団らんが始まった。

朝は凄い早さで