超溺愛ブラコン妹の彼氏

紗輝ちゃんてくせ者だな。

「振る気でいる彼女さんが、そんな事、心配してどーすんの?」

「…」

ダンマリ…

また泣きそうだし…

「はぁ…怒らないょ、みー君は。紗輝ちゃんを絶対、手離さないから」

「そお?」

あらあら…すがり付いてきたょ。
げんきんな女の子だねぇ。

「心配なら出てって!俺は紗輝ちゃんの事しか考えてないのにみー君でパンパンな女いらない」

ちょっと突っぱねてやった。

どんな反応するかな?

あれ!?

離れてく…?

「ごめんなさい。世那の気持ち踏みにじって…私、最低。部屋戻る」

「ここにいて!泣かれても困るし」

慌てて引き留めた。

出てかれたって困るのは目に見えてるし。

「目が覚めて学校行ったらみー君に引き合わせるから。今は俺をみて?みー君じゃなくて俺を感じて?」

ギューット抱き締めた。

紗輝ちゃんがみー君のものだとわかってるょ。

だけど、寝る時は俺だけの紗輝ちゃんでいてほしい。

「私を許してくれる?」

「可愛い妹じゃん」

「あさっても…その次も…こうして…もらえる?」

「勿論。俺には紗輝ちゃんだけだし」

「世那!ごめんなさい、ありがとう」

可愛いっしょ、紗輝ちゃん。

今夜は俺の夢をたっぷりみてね。
「もぅ俺の事だけ考えてね。みー君が〜なんて言ったら追い出してやるから。二度と寝てあげないし、毎日シカトだから」

ウルウルお目目で

「嫌!そんな毎日…」

だって。

「俺も嫌だょ。紗輝ちゃんが傍にいるのに触れられないなんて。生き地獄だょ」

「世那、私これからはお昼も一緒にいられるでしょ。すっごく嬉しいの」

ん!?

話をそらした!?

策士な紗輝ちゃんだなぁ。

「世那の隣に座れるかな?あっ私達は自分の席とらなきゃだね?新入りだし」

「ははっその心配はいらないょ。既に増やしてあるし。でもねぇくせ者がいるから俺の隣ってのはどぅかなぁ?」

そうなんだょ、郁斗がさぁ。

紗輝ちゃん手離さないだろ!?

不思議ちゃんな顔でみてくるって事はやっぱ紗輝ちゃんはわかってないか?

「くせ者は、い・く・と。アイツ紗輝ちゃんを視界にとらえると周りが