「俺は紗輝ちゃんが大好きでしょうがないの。紗輝ちゃんしか女として見てないし。たまに意地悪しちゃうの許してもらえない?実雷を兄貴にするなんて言わないで?ごめんね?」

「…」

「どうしたら許してもらえる?」
「…」

あぁ…これはマズイかな?

やりすぎた…ね…

そしたら

「空那は…私を大事に想ってる?」

だって!

返事してくれた!

「うん!大事すぎて…暴走しちゃうんだ」

「私も空那…大事に想ってる。キス…して?」

言われるままにキスをした。

勿論仲直りのキスだょね?

「ありがと。でも…あんまり苛めないで?空那とまでギクシャクしたくないから」

あぁ…みー君の事ね…

そろそろ…みー君不足かな?

紗輝ちゃんを抱き締めた。

「ごめんね。気を付けるから。着替えよっ?」

小さく頷いた紗輝ちゃんの着替えを始めた。

仲直りしたらスッゴい素直な?紗輝ちゃんになっちゃって。

全てを俺に任せてる。

だからブラのホックもとめたょ。
紗輝ちゃんはわかってないかもしれないけど、たまぁにみえちゃってるんだょね、胸が。

襲いたくなる気持ちをとめるのが大変。

そんなムラムラする気持ちを必死に抑え

「完了♪」

「ありがとう。私も空那の着替え手伝う」

何て事をめっちゃ可愛い笑顔で言ってくれちゃったょ。

嬉しくって抱き締めたら'くっ苦しい…'って。

'ごめんね'って慌てて言って紗輝ちゃんに手伝ってもらったけどね。

「はいっ空那たんも完了♪一緒に顔洗いに行こ?」

「あぃよっ」

紗輝ちゃんの吸い込まれるような微笑みにつられ部屋を後にした。



顔を洗うと世那が来てくれメイク&ヘアセットが始まった。

「みー君がヤキモキするくらい可愛くするからねっ。紗輝ちゃんの本当の笑顔を取り戻せるのは彼だけっしょ?」

「世那…」

鏡越しに見つめた世那は私に微笑みかけてくれていた。

私…きちんと笑えてない?

自分では普通だと思うょ?

ただ…みー君の前だと…まだ…少し怖くて…

触れたいんだけど…拒否する私もいるの…

「世那…今日…一緒に寝て?」

「勿論♪熱〜い一夜を過ごそうね?」