超溺愛ブラコン妹の彼氏

「そぅそぅココアかけた美景に何か言われた?あいつひねくれてるからさぁ。もし何かされたら言ってね?女も取っ替え引っ替えで来るもの拒まずだから」

「あぁだから問題児なんだぁ。って枚輝君が言ってたね。何かわかる気がする。ココアかかったのは私が悪いって一方的に言われたし」

「2日目にして嫌な思いしちゃったね。しかも同じクラスだもんねぇ。あっでも私が最後に紗輝ちゃんの事頼んだ奴わかる?萌夢。アイツはいい奴だから」

「それもわかる気がする。わざわざ謝ってくれたし。舞桜ちゃん着たんだけど、どう?」

カーテンをシャーッと開けた。

顔だけこっちに向けた舞桜ちゃん。

上から下までジィーと眺めて大きく頷いて

「かっわいい!!だけど靴下と上履きが合わないね。しかたないけどっ」

「本当にありがとね。きちんとクリーニングして返すから」

「そこまで気にしないで?」

やってた作業を再び開始する舞桜ちゃん。

「やっぱ半分くらいしか落ちないゃ」

見て?って制服を持ち上げる。

本当だ。薄くはなっているけど…

「でもここまで落としてくれて嬉しい。ありがとっ。帰ったらクリーニング屋さんに持ってくょ」

「クリーニングに出すのはいいけど、預けてる間困ったね…」

そっかぁ!明日からどぅすればいい?

制服に染みが付いた事でパニクったから、そこ考えてなかった!