つもりだったょ。布団持って来たから空那とねるからねぇ。俺達の布団引くから横になろうね」

この言葉に納得したようでベッドに横になった紗輝ちゃん。

オデコにタオルを乗せた世那。

「空那は何処に寝る?」

「布団貸してょ。床でいいし。ソファー使えば?」

「了解」

ヤッリィ!

世那より近いぞ、紗輝ちゃんに。

あっ'おやすみ'のチューしないとな。

「紗輝ちゃん、寝てばっかだけど寝られる?俺達ずっといるからね。何かあったら言って?中々起きなかったら蹴り入れていいからさっ」

頬を撫でながら伝えた。

「着替え…ありがとう」

「当然。おやすみ」

唇に角度をかえ数回キスをした。

俺が離れるのを見計らって世那も'おやすみ'のキスをした。

俺への当て付けか!?やたらチューの音がする気が…

世那が電気のスイッチを切り明かりが消えナイトテーブルの明かりだけになった。

俺達も各々の眠る場所に横になった。

目覚ましのセットをして。
そしたら1日の疲れが出たようで瞼が重くなり深い眠りに落ちた。