超溺愛ブラコン妹の彼氏

過激発言するねぇ萌ちゃん。

「世那、コイツ何か紗輝ちゃんの男にするなょ?絶対にだ!何かムカつく。馴れ馴れしいすぎる!」

「まぁそんな怒りなさんな、未・稀・椰」

「あぁ゙郁斗まで!?」

「あははっさっきのお・か・え・し」

ムクレル未稀椰に爆笑する2人。

そんな中に親父が戻ってきて

「賑やかだねぇ」

と言いながらダイニングテーブルについた。

「あっ紗輝ちゃんパパ、明日も来ますから。ってか部屋着いいっすね」

「ありがとう、萌夢君」

’いただきます’と言い食べ始めた。

「ふぅん、中々美味く出来てるじゃない。紗輝ちゃんの分もある?」

「あるよ」

親父の顔がほころんでいる。

空那、よかったな。

みー君が戻って来て

「空那、寝てたから、紗輝の上着かけてきた。あっ紗輝もよく寝てる」

キッチンにいる俺に向かって言ってくれた。

「あぁみに行ってくれたんだ。ありがとうね。余計な手間までかけさせちゃったね。世那、もう一杯づつぐらいコーヒー入る?」

「OK」

「じゃあ皆に淹れてあげて。もう一杯ぐらい入るかな?飲んでって」

「ありがとうございます。明日、生徒会メンバーも連れて来ていいですか?こんなに長くお邪魔はしませんので」

「郁斗君、そんなにかしこまらなくていいから。どうぞいらっちゃい、明日には紗輝ちゃん起き上がれているだろうから。皆で紗輝ちゃんの顔みてあげて」

「ありがとうございます」
こんな会話が親父と郁斗で繰り広げられている間、何も言わずみー君が俺を手伝ってくれていた。

「ありがとっ」

「別に」

そっけないけど充分ありがたいよ。

皆の分のコーヒーカップをお盆に乗せみー君にリビングまで運んでもらった。

その姿を見た萌ちゃんが

「今日の美景…変。普段こんな事しないのに、今日は誰かの役に立つことばっかりしてる。紗輝パパがいるから?」

疑いの目を向ける萌ちゃん。

「はっ?萌じゃないんだから、そこまで頭回らねぇよ。空那がいねぇから手伝ったまでだし。ってか紗輝パパってなんだよ?」

逆に質問を投げかけられた萌ちゃん。