超溺愛ブラコン妹の彼氏

「あっ親父、カレー食う?」

忘れてた、飯の事。

自分達がすんだからって失礼な息子だな、俺って。

「あぁ皆、帰りはどぅする?最寄りの駅まで車出そうか?」

皆を見回し尋ねた。

「いえ、お疲れなのに申し訳ないです。ヤローばかりなんで襲われる事もないですし。お父さん、ゆっくり夕飯食べて下さい。空那特製カレー旨いですから」

おぉよく言えましたねぇ郁斗君ょ、お父さんって。

「ははっ遠慮しなくていいょ。じゃあ食べてから車だそうか、世那、頼む」

「了解。郁斗、送ってもらえょ。いくらヤローばかりとは言え夜で暗いんだから」

「じゃあお願いします。お言葉に甘えたいと思います。ほらっ皆も何か言えょ?」

俺の言葉を聞き考えをかえた郁斗。

「お願いします」

「はい、食べるまで待っててね」

親父の言葉を受け俺はカレーの準備を始めた。

あっ紗輝ちゃんの事、空那にまかせっぱなしだ。

誰かに頼むか?

「みー君、紗輝ちゃんの事みて来てもらえる?空那にまかせっぱなしで忘れてた」

立ち上がり軽く頷きリビングを後にするみー君。

親父も自分の部屋に行き着替えに行った。

「高校の外で先生と仲良くなれるなんて…何かいいな?」と郁斗。

「あぁ、マジに2人目の親父だょ。本当の親父になってもらいたいぐらいだ」と未稀椰。

「じゃあ未稀椰君も、えっとぅ…四番目の息子になる?」

2人の会話に萌ちゃん参戦。

「なっお前、馴れ馴れしいな?君付けする前に了解とらねぇか?」

鋭い目付きで睨む未稀椰。
「そんな事聞いたら却下だから聞きませぇん。で俺の質問の答えは、未稀椰くぅん?」

「息子こそ却下。なるなら彼氏。萌ちゃんより兄貴達に気に入られていると思うから」

おぁ得意気な未稀椰じゃん。

「えぇ゙それはないんじゃなぁい?やぁっと紗輝ちゃんの可愛さわかった癖にぃ。世那先輩には気に入られても空那先輩には駄目っしょ」

茶目っ気たっぷりの萌ちゃん。

ヤラレタね、未稀椰。

「お前こそ、兄貴達の事はここでも'先輩'って付けんだな?」

「当たり前。将来のお義兄様達だもん。今から'君'とか呼び捨て何てしなくてもさぁ、時期がきてからでいいじゃん?」