超溺愛ブラコン妹の彼氏

「だってぇ…寝たら…どっか…行っちゃう…でしょ?」

ウルウルお目目になったょ。

病気になっても可愛い紗輝ちゃん。

病気になって益々甘えん坊になったかな?

「何処にも行かない。寝ても傍にいるから。安心して?」

「わかった…ずっと手…握っててね」

「あぁい」

俺の返事を確認し再び微笑んだ。

胸に俺の手を置いたまま。
そしてゆっくり瞼を閉じ…数分後、規則的な息遣いが始まり寝入ったようだ。

紗輝ちゃんの胸の柔らかさを感じながら心臓の穏やかな音をも感じる。

辛そうな寝顔だけど可愛いょ。

頭を撫でながらいとおしく見つめていたら

'トントン'ドアのノック音が聞こえ

「紗輝ちゃん?入っていい?」

親父の声だった。

「どぅぞ」

その返答を聞き開かれたドア。

「お帰り」

「あぁただいま。どぉ紗輝ちゃんの具合は?カレー少し食べて薬飲んだって世那から聞いたけど?」

ベッドの端に座り紗輝ちゃんの頭を撫でオデコ通しをくっ付けた。

両頬に手を添え

'うぅん…熱…高いな'と呟いた顔に

「ゴメン、俺のセイ。紗輝ちゃんがこんな目にあったのは俺の─」

最後まで聞かずに

「そんなに自分を責めない。紗輝ちゃんだって空那の悲しむ姿みたくないと思うょ?」

労いの言葉をかけてくれた。

立ち上がり俺の肩に手を置き

「紗輝ちゃんを頼むね。皆と話してくるから。カレー…食べたのか?」

「うん」

俺の返事を聞き部屋を後にした。



☆世那

「先生、ごめんなさい。俺のとった行動が原因で大事な娘の紗輝ちゃんを巻き込む事になってしまって。謝っても過去には戻れないのはわかってます。本当にごめんなさい」

帰って来るなり親父は紗輝ちゃんの部屋に向かった。
数分後リビングに戻った親父に未稀椰がいきなり切り出し立ち上がり謝罪の言葉を述べた。

そして大きく頭を下げた。
「外堀君、頭をあげて?そんなに自分を責めないで?座って」

ゆっくり頭をあげ親父を見つめソファーに座った。

軽くため息を吐き

「今、空那にも言われたけど、色んな要素が合わさって起こった事。自分を責めないで。その気持ちがあるのなら今後、