超溺愛ブラコン妹の彼氏

「言う気ないんだろ?本当は。いいょ、世那に聞くから。んで出禁にしてやる、二度と家に来るなょ!?」

「えぇ゙!?ヤダ、ダメ。紗輝ちゃんパパの飯食わしてもらってないし、未来のハニーの家に出禁なんて…」
はぁ!?

ハニーって何だょ?

紗輝ちゃんの事か?

ハニーにゃさせねぇょ。

意気消沈。

形勢逆転だな。

んじゃ言ってもらいましょうか?萌ちゃんょ。

'で?'と促し渋々話始めた萌ちゃん。

「紗輝ちゃんが薬飲む時、ペットボトルの水飲めなくて美景が口移しであげてたんだょ。何か世那先輩は容認してたっぽいけど」

何?

口移しで飲ませた?

みー君が…紗輝ちゃんの口に触れた?

まだカレカノでもないのに…

みー君をみたらシレッとしてた。

俺にはどぅでもいい的なオーラを醸し出している。

それがまたムカつく。

萌ちゃんへ向けていた怒りをみー君へ向けた。

「何で呼んでくれなかったの?」

「苦しんでる奴目の前にしてほっておけねぇだろぅが。俺にとっては口移し何てどうでもいい事だょ」

最後までいい終わる前に目をそらされた。

「ふぅん、どうでもいい事?病人の紗輝ちゃんにとっては死活問題なのにぃ?」
「…」

「今のセリフ、紗輝ちゃんが聞いてたら悲しむね…」
「…」

「ノーコメントって事は多少なりとも傷ついてくれた?大事な妹をコケにされた気持ちわかる?彼も出来た事ないのにさぁ。どぅでもいい奴に口移しって…しかも今日は色々あって…」

言葉が続かなくなってしまった。

みー君…

どぅでもいい奴って…

紗輝ちゃんの事…

好きなんじゃないのか?

俺が閉め忘れたドアからヒョコッと顔を出した世那。
数回ノックをし'お取り込み中失礼'何てオドケテみせ

「親父、も少しで帰るって。1年生達リビングこない?コーヒー入れてるから。で、口移しの件…みー君…今が初めてじゃないと思うょ?さっきもしてたみたいだしぃ。紗輝ちゃんの甘えん坊が出たんでしょ。まぁ相手が誰かもわかってないだろうけど。だから、今回もみー君に託したって訳。それが本人の望みでもあったみたいだしね」

何だ、それ?

本人のって紗輝ちゃんがか?