超溺愛ブラコン妹の彼氏

ゆっくりと声のした方を見上げ瞳に俺をうつした。

手を伸ばし俺を求める紗輝ちゃん。

「ホレ、変態萌め!紗輝ちゃんから離れろ!こっちに来たがってんだから」

「未来のお義兄様、怖ぁい」

「誰がお義兄様だ!?萌ちゃんを受け入れる気持ちなんざ俺にはねぇ」

やっと紗輝ちゃんが俺のもとに戻ってきた。

頼りなげな紗輝ちゃんの華奢な身体を包むことが出来た。

紗輝ちゃん…

ん?確か…世那はみー君に紗輝ちゃんを預けてるって言ってたはず。

なのに何で萌ちゃんが?

「紗輝ちゃんベッドに横になろうか?」

「嫌…傍に…いて」

力ない腕を腰に回してきた。

「傍にいるょ。起きてて疲れたでしょ。横になりな。少し2人と話させて?」

横にさせ手を握った。

「これで寂しくない?」

小さく頷いた。

「じゃあ話聴いててもいいからねぇ。眠くなったら寝てね。寝てもいるから。安心して」

再び小さく頷いた。

あぁ紗輝ちゃん…

役立たず2人を追い出して一緒にベッドに入りたい…
「ねぇ、みー君が紗輝ちゃんをみてるって聞いてたのに何で萌ちゃんが寝込みを襲ってたのか説明して?」
紗輝ちゃんの手を撫でながらみー君に質問をふった。
「だからぁ寝込みを襲ってはないって」

「黙れ!みー君に聞いてるの」

紗輝ちゃんの手がピクピクと動き

「仲良…く…して。怒ら…ない」

流石友達想いの優しい子だねぇ。

「大丈夫だょ。わからない事があるからみー君に質問してたのに萌ちゃんが割り込んできてさぁ」

紗輝ちゃんの頭を撫でていたら萌ちゃんも傍に来て

「紗輝ちゃん、俺を助けてくれてありがとっ。美景が夕飯食べてる間、紗輝ちゃんの相手してただけだょね。ヤマシイ事なんか何にもしてないもんね。でも変態、美景がした事、今から暴露するから。空那先輩に怒ってもらおうね」

オカシナ事をいいやがった。

萌ちゃんをみたらニヤニヤして'聞きたいですかぁ?'なんて俺に問うてきた。

そりゃさぁここまできたら聞かずにはいられないけどさぁ、この上から目線は何?しかも、それをしてるのが萌ちゃんて…。

「早く言えょ」

「そんなに急かさないで下さいょ」