超溺愛ブラコン妹の彼氏

「紗輝、つらくないか?」
「うん…」

「一緒に寝てやるょ?」

「この…まま」

思わず抱き締めた。

「美景!?俺の紗輝ちゃんを汚すな!いい加減かわれょ!」

「い・や・だ!飯食ってろ!」

何が汚すなだ!?

萌のじゃねぇじゃんか。

紗輝は…俺んだ。

「食ったょ!美景だろぅが!飯、残ってんのは」

この言葉に反応した紗輝。
モゾモゾと俺から離れ出した。

えっ…俺…なんかしたか?
「寝る」

「まだ抱き締めてやるょ?」

「ご飯…食べ…てる。邪魔…して…ご…めん…なさい」

具合悪い時まで人の心配してんなょ。

スローペースでベッドに潜り込もうとする紗輝を抱き締めた。

「俺がこうしていたい。病人が余計な心配してんじゃねぇよ。安心して抱かれてろ」

「あ…りがと」

紗輝の上がり過ぎている体温を感じ背中を擦ったり、頭に頬擦りした。

数分後、傍観していた萌が紗輝の顔が見える位置に移動し、

「紗輝ちゃん、美景にご飯の続き食べてもらおう?俺のとこ、おいで?」

とんでもない事いいやがった。

すると紗輝はモゾモゾし始め俺の腕から離れた。

離れ際に

「あり…がと」

と言い伸ばしていた萌の腕を掴み引き寄せられていった。

紗輝…

行くなょ…

萌になんか…だかれんな…
「美景君、ゆっくぅり食べてていいからねっ☆」

ケッ萌の奴め。

「ここぞとばかりに変な事するんじゃねぇぞ!紗輝は誰に抱かれてるかはわかってねぇんだからな?」

「幸せ♪愛しの紗輝ちゃんが俺の手の中にいるなんて」

ドスケベ萌め!

待ってろょ紗輝。

食ったら助けてやるから。


☆空那

ドアをノックし開けてみた光景に目眩がした。

萌ちゃんが紗輝ちゃんを抱いてる!?

はぁ!?

何で…

「1年坊や達〜何やってんだょ?寝込みを襲うのが趣味か?」

「紗輝ちゃんがまだ横にないたくないって言うから」
へぇ病人のせいにするのか、萌ちゃんは…

んじゃ取り返すまでだね、変態萌からさっ。

「紗輝ちゃん、正義の見方の空那君が助けに来たょん。おいで?」

紗輝ちゃんの頬に手を添えた呼び掛けた。