超溺愛ブラコン妹の彼氏

「どうだった?」

「寝顔が可愛かった。あっタオルかえときました。少し辛そうだったかなぁ」

「確かに…紗輝の辛さをかわってやりてぇ」

みー君…。

本気なんだね…紗輝ちゃんの事。

「ありがとう、2人とも。今さぁカレー作ってんだけど食べてく?多目には作ってるょ」

「空那先輩も出来るんだ、料理?」

「まぁ親父や紗輝ちゃんには負けるょ?」

2人で相談中。

「迷惑なんて思わないでいいから。かけたのはこっちだし」

「じゃお願いします!」

元気いいねぇ萌ちゃん。

賑やかなディナーに…なるかな。

カレーを作りながら2人と他愛ない会話をして。

時々、紗輝ちゃんの具合を見に行ってくれた2人。

6時を過ぎた頃、世那が帰ってきた。

はぁ!?何で郁斗に未稀椰まで…?

「ねぇ2人は護衛?」

あからさまに嫌な顔をして2人を顎で示した。

「紗輝ちゃんが心配ってさ」

「ふぅん」

郁斗がキッチンに来て

「お邪魔します、今晩カレーかぁ。俺らの分もあったりする?」

図々しい事を言いやがった。

「まぁ多目には作ってはいるけど。来るとは思わなかった。ってか図々しいな、エロ会長」

「紗輝ちゃんパパに腹を割って話せるのは自宅だろ?だ・か・ら。後、紗輝ちゃん心配で…顔みてきてもいい?」

「世那に言えょ」

世那は2人を引き連れ紗輝ちゃんの部屋に行った。

郁斗まで来ると思わなかったなぁ。

会長なりの仁義ってやつ?
じゃあ未稀椰は…自分のせいでこうなったって懺悔か?

んだょ、明日、紗輝ちゃんが食う分がねぇじゃんかょ。

しょうがねぇなぁ…サラダもやるかぁ。

果物も…やってやるか。

この頑張りを紗輝ちゃんにもみて欲しかったなぁ。

あっ後で写メとっとこぉ。


☆世那

紗輝ちゃんの部屋に入りはしゃぐ郁斗。

貴方は本当に生徒会長ですか?って問いたくなります。

「ここが紗輝ちゃんの部屋?ファンタジーじゃん!?」
珍しい郁斗の態度。まぁ紗輝ちゃんの事好きだってのは知ってるけど…そこまで興奮するか!?

かたや未稀椰は消沈て…どうょ…

どちらの気持ちもわかる俺はどうしたらいいんだ?