超溺愛ブラコン妹の彼氏

「いーよっ」

鞄の中からノートを取り出し、たまに弁当をつつきながらイラストも書いていた。

ジッとみてたら舞桜ちゃんが俺を見上げ

「空那先輩、見られると恥ずかしいので…見ないで下さい」

だって。

最新、目があったのに今はそらされちゃったょ。

「惚れた?」

「惚れません!!」

1人大爆笑する萌ちゃん。
「フラレた!?って空那先輩、舞桜に手出しちゃ駄目じゃん。紗輝ちゃん可哀想」
俺に批難の目を向ける萌ちゃん。

「誰が告ったって!?してねぇし!俺は紗輝ちゃんヒ・ト・ス・ジですか・ら」

立ち上がりキッチンへ向かった。

舞桜ちゃんに持って行ってもらう手土産を用意するために。

それを舞桜ちゃんに渡すと舞桜ちゃんスマイルが炸裂した。

これに枚輝はやられたんだな。

わかる気がするょ。

「こんなに沢山ありがとうございます。また明日も来ますのでお願いします」

「いぃえぇ」

「2人も何か書いてね。私、行くから空那先輩に迷惑かけないでょ」

姉御タイプか?舞桜ちゃんは…

「あいょ。いってらっさぁい」

萌ちゃんに見送りの声をかけてもらい一緒に玄関を出た。

カズ君とやらが車から出てきて

「舞桜ちゃんをよろしくお願いします」

「是非、舞桜達の現場みてやって下さいね。妹さん、早く元気になるといいですね。じゃあ」

車に乗り込み発車した。

あんな奴の車に乗って平気なのか?舞桜ちゃんは…

ダイニングテーブルに戻ると弁当はカラになっていた。

「2人とも足りた?」

「ご馳走様でした!是非、明日も食べたいです!」

ニコニコしながら言われてもさぁ相手は俺だから、やめようよ、そのスマイルは…

「明日って…萌ちゃんって図々しい?」

「空那先輩ほどじゃあないですょ?」

俺にケンカ売る気?
買ってあげましょうかねぇ。

「どぅいぅ意味?」

「舞桜に色目してたじゃないっすか?」

「萌ちゃん、舞桜ちゃんの事好きなの?」

「俺は紗輝ちゃんLOVEです!」

「萌、やめとけょ。空那にはかなわねぇよ?」

たまには良い事言ってくれるじゃないの。

それにさぁ萌ちゃんには紗輝ちゃんやらないし。