超溺愛ブラコン妹の彼氏

表情が曇った実雷君。

「空那君以外、皆、1年かぁ。2年代表として行きたかったなぁ。あっ明日お見舞い行っていいですか?」
「どぅぞ、紗輝ちゃんに実雷スマイル焼き付けてあげて?」

「やりぃ!」

元気な顔になり再び食べ始めた。

その後は放課後残らないために話さなきゃいけない事を話した。

五時間目終了間際、カフェテリアを後にした。

教室への帰り道、郁斗に今日の件で詳しい話がしたいと言われ、瑛汰・未稀椰・実雷に俺は放課後残る事になった。



☆空那

カズ君とやらに丁寧にお礼をいい'コーヒーでも飲みませんか?'とお伺いをたてたら'舞桜パパに迷惑はかけるなって言われてますんで'と丁重に断られた。
迷惑かけたのはこっちなのに?
軽く頭を下げて車内から出た。

舞桜ちゃん、萌ちゃんも出て何故かみー君だけはカズ君とやらに'お前は俺の話し相手な?'と怪しい目付きで言われ車内に留まるように威圧された。

チッと毒づいたみー君だったが'暫くしたら解放してやっから'と宥められた。
俺のポケットから舞桜ちゃんに鍵を出してもらい施錠を解き家に入った。

靴を脱ぎながら'2人には迷惑かけたから特別に紗輝ちゃんの部屋入れてあげる'と言ったら大喜びした。

紗輝ちゃん部屋に着き'ここ'って言って萌ちゃんにアイコンタクトしたら通じてドアを開けてくれた。

萌ちゃんと心が通じた!?

犬猿な俺たちなのに?

はっ!?違うな…そんな事考える場合じゃないのに、現実逃避したい俺がいるようだ。

舞桜ちゃんが布団をめくってくれ

「紗輝ちゃん、ベッドについたからねぇ。舞桜ちゃん達も来てくれているから安心しなね。今アイスノンとか持ってくるから待ってて?」

「う…ん」

瞼は閉じたまま消え入りそうな声で答えた紗輝ちゃん。

今度は舞桜ちゃんにアイコンタクトをし部屋を出た。
アイスノンやタオルや飲み物を手にし紗輝ちゃんの部屋を目指した。

心配そうに紗輝ちゃんを見つめる舞桜ちゃんに対して萌ちゃんは紗輝ちゃん部屋を鑑賞中。

「萌ちゃん、今日のランチ、紗輝ちゃんと過ごせなかったからって部屋眺めないでくれる?紗輝ちゃんにチクるょ?」