抱き締められてた腕がほどかれ舞桜ちゃんは大きな鞄の中から何かを取り出した。
それを私の前から掛けてくれた。
「萌夢、紗輝ちゃんをみててね。絶対手出すんじゃないわょ?」
舞桜ちゃんは自分の鞄と私の鞄を持って
「教室に鞄置いてくるから待っててね♪」
飛びっきりの笑顔をして頭をポンポンしてくれて教室に向かった舞桜ちゃん。
暫しの沈黙の後、舞桜ちゃんに私をみててと言われた、めぐむって生徒に話しかけられた。
めぐむはしゃがんで私の顔を覗き込むように
「さきちゃんて言うの?」
頭を縦に動かす私。
「俺は椎名萌夢。舞桜とは同中。舞桜と友達なんだねっ。って事はA組?」
頷く私。
「いーなー皆A組かぁ」
皆って?
他に誰?
と思って頭を上げたら萌夢君と目が合ってしまった。
萌夢君は?って顔してて
「あっ皆ってのは思い出したくないだろうけど…ココア掛けた奴の事。アイツもA組。名前は遠藤美景」
これを聞いた瞬間ここでの生活は終わったと思った。
「さきちゃん?聞いてる?」
落胆して固まっていた私に優しく話しかけてくれる萌夢君。
「色々教えてくれてありがとう」
とボソボソと答える私。
「さっきはデリカシーのない事言ってごめんね…」
まさか謝られるとは思わなかったからビックリ!
それを私の前から掛けてくれた。
「萌夢、紗輝ちゃんをみててね。絶対手出すんじゃないわょ?」
舞桜ちゃんは自分の鞄と私の鞄を持って
「教室に鞄置いてくるから待っててね♪」
飛びっきりの笑顔をして頭をポンポンしてくれて教室に向かった舞桜ちゃん。
暫しの沈黙の後、舞桜ちゃんに私をみててと言われた、めぐむって生徒に話しかけられた。
めぐむはしゃがんで私の顔を覗き込むように
「さきちゃんて言うの?」
頭を縦に動かす私。
「俺は椎名萌夢。舞桜とは同中。舞桜と友達なんだねっ。って事はA組?」
頷く私。
「いーなー皆A組かぁ」
皆って?
他に誰?
と思って頭を上げたら萌夢君と目が合ってしまった。
萌夢君は?って顔してて
「あっ皆ってのは思い出したくないだろうけど…ココア掛けた奴の事。アイツもA組。名前は遠藤美景」
これを聞いた瞬間ここでの生活は終わったと思った。
「さきちゃん?聞いてる?」
落胆して固まっていた私に優しく話しかけてくれる萌夢君。
「色々教えてくれてありがとう」
とボソボソと答える私。
「さっきはデリカシーのない事言ってごめんね…」
まさか謝られるとは思わなかったからビックリ!
