超溺愛ブラコン妹の彼氏

だけど紗輝ちゃん繋がりで皆、仲良しなの」

「へぇ、男はイケメン、女は可愛い。いい仲良しメンバーじゃん。今度、紗輝ちゃん連れてきてょ?ってか紗輝ちゃんに男はいるの?」

コイツよくしゃべる奴だなぁ。

舞桜ちゃんもよく付き合ってんな…

「紗輝ちゃんはお兄ちゃん達に溺愛されているの。そのお兄ちゃん達に認められなきゃ彼になれないの。彼が出来るまではお兄ちゃん達が彼。空那先輩はここにいるけど世那先輩とも話したでしょ?かっこいいでしょ?こんな素敵なお兄ちゃんがいたら彼なんていらないょね?」

「だな…。でも…俺は元気な紗輝ちゃんみたいな?」
「元気になったら会わせてあげる。すっごく可愛いから」

バックミラー越しに見るカズ君とやらの顔はイヤらしくみえた。

紗輝ちゃんをこの世界には入れさせないから。

そんな会話と共にいつの間にか家に着いた。


紗輝ちゃん逹が乗って行った車を見送り残ったメンバーにお礼を言い保健室に向かった。

丁度片付けが終わったとこでお礼を言った。

確認の為に第2音楽室へ行こうとしたら鈴に'もぅ片付けたし鍵かかってるょ'って言われ断念した。

一息つき五時間目が始まってはいるがカフェテリアを目指した。

郁斗達は来ていなかったが勝手に進めた。

カウンターの中で働いている人達に'時間外にすみません'と一声かけた。

席につき郁斗に'カフェテリアにいる'とメールした。

メニューを頼み皆を見回し
「皆のおかげで終わりがみえた。授業中から昼休み以降もかかってしまい申し訳ない」

立って深々と頭を下げた。
「世那、座りなょ。部員のトラブルじゃない。助けなくてどうすんのょ?」

「萌那にはやっかいな事やらせたな?」

座り萌那と話した。

「あぁすっごい衝撃受けてたけど、あの子口堅いから。だけどね、'何で私が鍵もってるのに中入れたんだろ?'って不思議がってた」

あぁ鍵ね…

合鍵でも作ってたんか?

「鈴と深奈には片付けばかりやらせてすまなかった」
2人の方へ向き頭を下げた。

「片付けは得意だし。気にしないで?」

「私達の事より紗輝ちゃん…男の人に恐怖とか…学校行きたくないだとかに…ならないかな?」