超溺愛ブラコン妹の彼氏

「うん。じゃ一緒に行こう」

ドアが開き深奈逹が音楽室の荷物を持ってきてくれた。

世那が受け取った。

再びドアが開いた。

舞桜ちゃんが紗輝ちゃんの荷物を持ってきてくれた。
再び受け取る世那。

「みー君と萌ちゃんも荷物とってきて」

「お前のは?」

「ん?世那に頼む」

「わかった」

と保健室を後にした2人。
その後ろ姿を見て俺の前に来た舞桜ちゃん。

「空那先輩、私も行っていいですか?」

「舞桜ちゃん…気持ちは嬉しいけど仕事は?」

「時間はあります。女手が必要ですょね?行かせて下さい。車待っててもらってそれで行きますから」

物凄い目力で懇願された。
っか軽く脅迫?

女手ってとこが…

「わかった。お願いね。じゃあ荷物─」

俺の発言を遮り自分の荷物を掲げてみせる舞桜ちゃん。

ヘヘッとハミカミわらいしちゃって…。

一本とられた感じ。

「枚輝とは仕事場で合流?」

「はい」

枚輝に歩みより

「悪い、色々迷惑かけて」
「気にすんな。何かさぁ舞桜を通して紗輝ちゃんに出会い、今まで絡みのなかった空那逹と仲良く?なれて。楽しいから。舞桜を頼むな?」

「あぁ、借りるな」

「手、出すなょ?」

「枚輝との友情?崩れる事はしねぇよ」

「疑問系にすんなょ」

「お互い様だろ」

最後は笑いあえた。

紗輝ちゃん絡みで知り合いが増えたってか?

紗輝ちゃん様々だな…

世那とこの後の事を話していたら舞桜ちゃんに車が校門に着いたと知らされた。
「鈴と深奈悪いがここの片付けも頼めるか?」

「はぁい。頼まれます。世那の頼みじゃやらない訳にはいかないわ。人使い荒い郁斗じゃ逃げるけどね」

「わりぃ、サンキュ」

世那がにこやかに微笑すると2人の顔が赤くなった。
へぇ世那スマイルにノックアウトってところ…か。
「じゃあ空那、紗輝ちゃん抱っこして。手があいてる人はガード。で終わったら郁斗が手をまわしてくれてるはずだから飯食おう。みー君達は家で弁当ね。あっ冷蔵庫勝手に開けて食べていいから。舞桜ちゃん、よろしくね?」

「はい。任されます」

「ははっ頼もしい」

俺は紗輝ちゃんの元へ行った。