超溺愛ブラコン妹の彼氏

「ねぇ皆さぁ人のエッチするとこ見たいの?悪趣味だょ。早く出てって?続きしたいの。ねぇ条二先輩」

みー君の手が離れた。

「あっあなた達わっ私達の部室で何してるの!?」

みた事ない女子生徒が目の前に来た。

「何って見てわからない?この状況でわかってょ。ここならさぁどんだけ声出しても構わないって言うからしてたの。そしたら─」

「紗輝ちゃん、もぅいいょ。全て聞いたから。もぅやめよう?」

私の発言を遮り条二先輩から引き離す瑛汰先輩。

そして自分の上着を私にかけた。

「穂詞が全部話してくれた。怖かったね」

私を包み込みこんだ。

えっ何この展開は…

この状況を飲み込めない私はされるがままになっていた。

「郁斗、条二確保」

「了解。って何でお前が仕切るんだ?」

「未稀椰、紘からデジカメ回収」

「了解」

「萌那、コイツ頼む」

「わかった。行こ?」
連れていかれたさっきの女子生徒。

「で、美景君。紗輝ちゃんの事みててもらえる?」

軽く頷きみー君に託された私。

優しく髪の毛を数回撫で私の視界はみー君の制服で一杯になった。

徐々に強くなるみー君の腕の力にはっとなり

「やめて!もぅね…私…汚れたんだょ。みー君の優しさに答えられない。みー君まで汚す事は出来ない」

かけられていた上着が落ち拾い私に近づくみー君に
後退りしながら

「来ないで!ほっといて!」

叫んだ。

その声に皆が私に注目した。

「紗輝、心配してくれる奴一杯じゃねぇか」

って言いながら落ちた上着を'手出せ'とか言いながら着せてくれボタンもとめてくれた。

フッと笑い

「さっきと逆だな?」

両手を私の頬に添えた。

「ごめんな?大事な身体…汚しちまって」

首をブンブン振り

「謝らないで下さい。謝られる事なんてありません。身体何か傷ついたっていい。心に傷をおった条二先輩に比べたら何ともないです」

瞳を見据え言い切った。

頬の手が背中へ周り私の視界は条二先輩の身体で一杯になった。

「空那。いい妹持ったな。兄貴の為に身体はるんだからな、紗輝は。空那への復讐で紗輝をヤろうとした。