ガチャッと鳴り開かれるドア。
やっと会える。
紗輝ちゃんに。
でも…
その光景は
凄まじいものだった…
☆
ドアの向こうでは叩いて叫ぶ声が聞こえる。
空那?みー君?世那?
こないでょ…
こんな姿みられたくない…
私なんてほっといていいのに…
「条二くぅん。邪魔して悪いけどさぁ、タイムリミットみたいだょん。穂詞…吐いたんじゃねぇの?」
えっ!?
吐いたって何!?
「命拾いしたな、紗輝」
私から離れ行く条二先輩にしがみつく。
「そんな事言わないで…最後までしてください。卒業させてくれるんでしょ?」
夢中で条二先輩にキスをする。
何もしてこない条二先輩がじれったくて私から攻めてしまった。
キスでは条二先輩の舌を探し求め、片手は胸へ持って行き、片手は誰も触れた事がない場所へ押し付けた。
私は出来る限りの妖艶さで条二先輩と囁きながら手が動く度鳴いた。
何かの拍子に条二先輩は起き上がり私をも起こしてくれた。
暫くオデコ通しをくっつけ見つめた。
「そんな瞳でみんな!」
って言ったかと思ったらガバッと抱き締められた。
「紗輝。そういう顔は好きな奴だけにみせろ。兄貴達にもみせんな」
「条二先輩。私をボロボロにして構わないんですよ?もて遊んでいいんですょ?私を条二先輩のものにしてください」
「うぜぇから。黙って抱かれてろ!」
その時ドアが開いた。
「紗輝ちゃん!?」
空那の声と共にチッと毒付き私から離れようとする条二先輩。
それに気付き離れまいとする私。
「こうなったのも運命です。条二先輩は私が欲しいんですょね?離れないで下さい。上手くやりますから」
ドタドタと私達の元へ迫る足音。
「お前、紗輝から離れろ。」
私を条二先輩から引き離そうとするみー君。
「やめて!何しにきたの?いいとこだったのに。邪魔しないで!」
思いっきり冷めた瞳で見つめ条二先輩にキスをした。
その生々しい音が音楽室に響いた。
私の腕を掴みながら茫然とするみー君。
ごめんね…みー君。
本当はこんな事したくないの…
見ないで…
そんな悲しい瞳で…みないで…
やっと会える。
紗輝ちゃんに。
でも…
その光景は
凄まじいものだった…
☆
ドアの向こうでは叩いて叫ぶ声が聞こえる。
空那?みー君?世那?
こないでょ…
こんな姿みられたくない…
私なんてほっといていいのに…
「条二くぅん。邪魔して悪いけどさぁ、タイムリミットみたいだょん。穂詞…吐いたんじゃねぇの?」
えっ!?
吐いたって何!?
「命拾いしたな、紗輝」
私から離れ行く条二先輩にしがみつく。
「そんな事言わないで…最後までしてください。卒業させてくれるんでしょ?」
夢中で条二先輩にキスをする。
何もしてこない条二先輩がじれったくて私から攻めてしまった。
キスでは条二先輩の舌を探し求め、片手は胸へ持って行き、片手は誰も触れた事がない場所へ押し付けた。
私は出来る限りの妖艶さで条二先輩と囁きながら手が動く度鳴いた。
何かの拍子に条二先輩は起き上がり私をも起こしてくれた。
暫くオデコ通しをくっつけ見つめた。
「そんな瞳でみんな!」
って言ったかと思ったらガバッと抱き締められた。
「紗輝。そういう顔は好きな奴だけにみせろ。兄貴達にもみせんな」
「条二先輩。私をボロボロにして構わないんですよ?もて遊んでいいんですょ?私を条二先輩のものにしてください」
「うぜぇから。黙って抱かれてろ!」
その時ドアが開いた。
「紗輝ちゃん!?」
空那の声と共にチッと毒付き私から離れようとする条二先輩。
それに気付き離れまいとする私。
「こうなったのも運命です。条二先輩は私が欲しいんですょね?離れないで下さい。上手くやりますから」
ドタドタと私達の元へ迫る足音。
「お前、紗輝から離れろ。」
私を条二先輩から引き離そうとするみー君。
「やめて!何しにきたの?いいとこだったのに。邪魔しないで!」
思いっきり冷めた瞳で見つめ条二先輩にキスをした。
その生々しい音が音楽室に響いた。
私の腕を掴みながら茫然とするみー君。
ごめんね…みー君。
本当はこんな事したくないの…
見ないで…
そんな悲しい瞳で…みないで…
