超溺愛ブラコン妹の彼氏

足のもほどかれた。

条二先輩の方へむきなおり
「後、制服…今日久々に着る事が出来たんです。私服の私とどっちがいいですか?」

問いかけた。

「あの私服のコーデはお兄達が交代で考えてくれたんです。どうでしたか?」

条二先輩を見つめ答えを待った。

「今日、制服着て来たら私服の時より目立ってしまって。また明日から私服にしようかなって思ったりしました。私、桃色の制服大好きなんです。だから制服は傷つけないで下さい」

私が話す間、ジッと目をみていた条二先輩。

左手が伸びて…頬に触れた。

「私服…兄貴達好みだったのか。可愛かった。制服も…よく似合ってる」

右手も頬に触れとっても優しく撫でられた。

「さっきは悪かった。痛かっただろ?女に手出すなんて最低だな…」

首を振り

「いえ…条二先輩がおってしまった傷に比べたら…何て事ないです。しばらくすれば腫れはひくので」

その手に私のも重ねた。

「制服を脱がす前に私の制服姿よくみて下さい。メイクと髪の毛は世那にやってもらったんです。あっ私服の時のも世那なんです」

条二先輩の視線が上から下に頬の手と共に下がりスカートにきた時、裾から手を入れお尻を触られビクッとした。

「制服はここにいる誰よりも紗輝が一番似合ってるょ。いい兄貴だな。紗輝を可愛くみせる術をわかってるじゃねぇか」

一粒の涙が頬に落ちた。

「ありがとう…ございます」

私は覚悟を決め条二先輩の制服のボタンに手をかけた。

「やめろょ、紗輝!そんな事して空那が喜ぶとでも思うか!?」

私の手を振り払い条二先輩から離した穂詞。

「いいんです。これで空那を守れるんだから」

再び手を伸ばしボタンハズシを再開させた。

「こんな事したら条二以上に紗輝も傷をおう。条二をとめられなかった俺が言える立場じゃないかもしれない。けど…セックスは愛する奴とするもんだろ?」

「おぉ!?熱いねぇ穂詞くぅん。紗輝ちゃんかばっちゃってっ。穂詞だってぇヤりたいんでしょう?」

「うっせー紘。俺はこの件からおろさせてもらう」

ドアに手をかけあける直前
「紗輝…ごめん…守れなくて」