超溺愛ブラコン妹の彼氏

もう…やめて。

涙が流れた。

「ご馳走様」

やっと離れた唇。

糸を引いていた。

ヤダ…拭きたい…

また近付く唇にギュッと目を瞑ったらそこに吸い付かれた。

「泣いたってやめねぇよ」
涙を吸ったらしい。

じっと見つめられる事数秒(だったんだけど3分ぐらいに感じた私)

「あの時はこんなに見つめられなかったけど、兄貴達がシスコンになるのがわかるな。お前の彼氏になる奴が羨ましいぜ」

さっきかけられた上着の下から足を触られた。

「やめて下さい」

「やめねぇ。お前の鳴く声をたっぷり聞かせてもらうから」

足の手が胸にきた。

「ふぅん。結構あんじゃん」

突然抱き付かれ耳にキスされ首にもキスされたと思ったらピリッと痛みが走った。

途端胸が開放的になった気がした。

「いい匂いだねぇこの香水。兄貴達の好み?」

ヤダ…胸…触られてる。

ブラとられたんだ。

ヤダ…私に触れていいのは貴方じゃない。

ヤダ…ヤダ…

「触らないで下さい」

私から離れたけど手は触れたまま。

ブラが外れた分やたらその手の温もりを感じてしまう。

「声出せょ。感じてるだろ?きかせろょ」

誰がきかせるものか!

ん?

何か変…

えっ!?

直にさわられてる!?

片方は制服の上から。

片方は制服の下から。

イヤ!!

やめて!!

「オッパイ大きいねぇ。モミガイあるし。紗輝は処女だろ?俺が卒業させてやるょ。鳴けょ、気持ちいのを我慢する事はないんだぜ?」

「や…めて。さわ…らない…で」

「そんな目をされると余計パワーがわいてくるな」

片手で制服をまくりあげ胸に吸い付いてきた。

もぅ…ヤダ…

私の身体…汚い…

お兄達に触られるのと違う。

気持ち悪いょ。

「おぃ、条二。やめろょ!その位にしてやれょ!」

「うるせー。これからだょお楽しみは」

「あの…条二さんって言うんですか?」

「あぁ名前言ってなかったっけな?そうだょ。言えょ条二って」

首を振る私。

「俺に逆らう権利は紗輝にはねぇよ?」

再び胸に吸い付かれた。

言えばやめてくれるのかな…