空那君にかけ直してここの場所わかったから来られたけどさぁ」
ちらっと空那をみる実雷。
「ほれ、みー君が電話に出ないからさぁ空那君大忙し」
空那に向かって指を指す実雷。
「で、大事なお姫様の監禁場所の目星は?」
力なく首を振る美景。
「この学校からは出てねぇと思う。けど、何がどこか全てを把握してないからどこから探していいかわかんねぇんだょ」
「それについていいかな?美景君」
やっとのおでまし生徒会長と世那。
「本当は呼びたくなかった。紗輝も嫌がるだろうし。だけど俺じゃここを探すには何の手立てもなさすぎるから。アイツが紗輝を連れ込みそうなとこ教えてくれ!」
気付いたら会長の襟首を掴んでいた。
「ほぉれみー君、さっき萌ちゃんにやられた仕返し?郁斗につっかかっても無駄っしょ。落ち着けって。皆一刻も早く助けたいのは同じ。対策練ろうぜ?」
実雷になだめられた。
会長が俺の目の前に来て頭を下げた。
「すまない。紗輝ちゃんにばれないように見張りをつけて置くべきだった」
「頭あげろょ。今、謝ってる場合じゃねぇ。紗輝をみつけるのが先だ。授業中に連れ込めるとこってどこだょ?教えろ!俺じゃわかんねぇから!早くしねぇと紗輝が傷つく…」
崩れ落ち膝まずき拳で廊下を叩く俺。
「襲ったのは恐らく2年の三田条二。首謀者。で他に2人いると思う。わかるか?空那」
「条二…は何となく…」
何なんだょそのあやふやな答えは。
軽く空那を睨んでやった。
「世那には話していないが瑛太にも声をかけて調べさせてる。でだ。連れ込んだ先は旧校舎ではないはず。設備がよくないから。となると設備の面でいけば音楽室か視聴覚室。放課後まで使われていないのは部室」
「他にあるか?世那。ってか俺ら3人だけか…後は入ったばっかか」
「恐らくそのどれかだな。で鍵がしっかりかかって…。防音がされているとこだな」
その時、会長の携帯が振動した。
数回の電話の相手とのやり取りをした後話始めた会長。
「やはりアイツらが授業を受けていない。この人数で動くと目立ちすぎる。だからフタテに別れて探そう。俺は視聴覚室へ行く。世那は音楽室へ行ってくれ」
ちらっと空那をみる実雷。
「ほれ、みー君が電話に出ないからさぁ空那君大忙し」
空那に向かって指を指す実雷。
「で、大事なお姫様の監禁場所の目星は?」
力なく首を振る美景。
「この学校からは出てねぇと思う。けど、何がどこか全てを把握してないからどこから探していいかわかんねぇんだょ」
「それについていいかな?美景君」
やっとのおでまし生徒会長と世那。
「本当は呼びたくなかった。紗輝も嫌がるだろうし。だけど俺じゃここを探すには何の手立てもなさすぎるから。アイツが紗輝を連れ込みそうなとこ教えてくれ!」
気付いたら会長の襟首を掴んでいた。
「ほぉれみー君、さっき萌ちゃんにやられた仕返し?郁斗につっかかっても無駄っしょ。落ち着けって。皆一刻も早く助けたいのは同じ。対策練ろうぜ?」
実雷になだめられた。
会長が俺の目の前に来て頭を下げた。
「すまない。紗輝ちゃんにばれないように見張りをつけて置くべきだった」
「頭あげろょ。今、謝ってる場合じゃねぇ。紗輝をみつけるのが先だ。授業中に連れ込めるとこってどこだょ?教えろ!俺じゃわかんねぇから!早くしねぇと紗輝が傷つく…」
崩れ落ち膝まずき拳で廊下を叩く俺。
「襲ったのは恐らく2年の三田条二。首謀者。で他に2人いると思う。わかるか?空那」
「条二…は何となく…」
何なんだょそのあやふやな答えは。
軽く空那を睨んでやった。
「世那には話していないが瑛太にも声をかけて調べさせてる。でだ。連れ込んだ先は旧校舎ではないはず。設備がよくないから。となると設備の面でいけば音楽室か視聴覚室。放課後まで使われていないのは部室」
「他にあるか?世那。ってか俺ら3人だけか…後は入ったばっかか」
「恐らくそのどれかだな。で鍵がしっかりかかって…。防音がされているとこだな」
その時、会長の携帯が振動した。
数回の電話の相手とのやり取りをした後話始めた会長。
「やはりアイツらが授業を受けていない。この人数で動くと目立ちすぎる。だからフタテに別れて探そう。俺は視聴覚室へ行く。世那は音楽室へ行ってくれ」
