超溺愛ブラコン妹の彼氏

等と声をかけてくれて少しは安心できた。

「紗輝ちゃん?やっぱ紗輝ちゃんだぁ。制服で来られるようになったんだね。よかったねぇ。あっお兄様方もおはようございます。私達紗輝ちゃんと同じクラスなんです」

「そぅ仲良くしてあげてねぇ」っと世那。

「よかったじゃない紗輝ちゃん」と空那。

「うん。でも…同じクラスの子達だけだから。他はお兄達との接点求めてるだけ」

同じクラスの子達とは男女仲良くなれた。

だけど他のクラスは駄目。
萌ちゃんのクラスの子が少し仲良くしてくれるぐらい。

本当は皆と仲良くなりたいんだけど…裏がありそうで…。

「俺達は何されたってへこまないから。俺らの事で何かされたらきちんと言うんだょ?」

「ありがとう、世那」

「俺達と紗輝ちゃんと同じクラスの子と萌ちゃんとみー君と舞桜ちゃんと枚輝と実雷だけだっていーじゃん?みぃんな紗輝ちゃん大好きぃだからさっ」

「ありがとう、空那」

そうだょね。

少なくたって皆私の事みてくれているんだもんね。

そんな時

「紗輝ちゃん?」

聞き覚えのある声が後ろからした。

振り替えると郁斗先輩だった。

「おはようございます。制服で来られるようになりました。ご迷惑おかけしました」

軽くお辞儀をした。

「おはよう、紗輝ちゃん。誰かと思ったょ。新しい2人の彼女かと思ったし」

「な訳ないし」と世那。

「朝から何?エロ会長さ・ん」

「相変わらず口の聞き方がよくないねぇ、空那君。紗輝ちゃんの制服姿拝みたくてね?」

「人の事言えねぇじゃん。何だょ拝みたくてってのは?紗輝ちゃん真っ赤になってんじゃんか!」

肩を組まれ2人を置いてその場を後にした。

空那がずっとそうしているからすれ違う生徒にちら見は勿論の事、私だってわかると皆ビックリしていた。
お兄達の友達は

制服似合ってるょ

よかったねぇ制服で通えるようになって

等とと言ってもらえた。

「空那…何か…変な感じ。皆と同じ姿なのに目立ってるみたいで…ヤダ」

肩に回されている腕に力が入った。

「紗〜輝ちゃん、オッパイ大きいんだからもっと胸はって!明日になれば落ち着くっしょ?」