超溺愛ブラコン妹の彼氏

だって世那と行ったら空那に悪いし。2人供がおかしな事言ったんだから…同罪だょね…

今日帰ったらきちんと謝ろう…


学校に着いて上履きに履き替える。

こんな気分のまま来たくなかったのに…

お兄達と笑顔で玄関まで来たかったな…

2日目にして気分は撃沈な私。

はぁ…

気分が重いまま教室へ向かう私。

階段を上りきってコーナーを曲がろうとしたら

『バチャ』

うん?ココアだねこの味は。

何故ココア???

私そんな飴舐めてないし飲んでもないょ!?

でも何故か体か冷たくなっていくのがわかる。

「お前が悪いんだょ?何ボサッと歩いてんだょ?俺の飲み物がなくなっちまっただろうが!!弁償しろょ?」
と捲し立てられた。

所で私の目の前の生徒?が飲むはずだったココアがかかったのがわかった。

でもっ私だけが悪いんじゃないじゃん!

と頭の線が一本切れた。

「何で一方的に私が悪いと捲し立てられなきゃいけないんですか!?悪いのはお互いでしょ?それに貴方はココアがなくなっただけ、私は大事な制服にかかっちゃったの!こういう染みって中々とれないのょ?」

「あぁ染みの事が心配?他の心配した方がいいと思うょ?ギャラリー増えて来たと思わない?この騒ぎを聞き付けてお前のエロチックな姿見に来てんじゃねぇの?」