「ごめんねパパ。目覚ましかけ忘れて起きられなかった。手伝おうと思ったのに…明日からちゃんと起きるからね？」

「無理しないでね？そぅ思ってくれてるだけで充分だからねっ♪」

そして皆席について
『いただきまぁす』と食べ始めた。

今日のメニューは洋風。

パパお手製のクロワッサン&スクランブルエッグ&サラダ&カフェオレ

大好きなクロワッサンを頬張っていたら

「紗輝ちゃん髪の毛世那？」

「うんっ！すっごく上手でビックリしちゃった。おかげて私はメイクに専念できたしね？」

と世那を見る私。

「明日からも紗輝ちゃんの髪の毛担当だから俺、ね？」

「うんっよろしくお願いします♪」

「ふ〜んどの女に仕込まれたの？中々やるじゃん世那めっ」

と私の髪の毛を見ながら言う空那。

「空那君どの女なんて言い方やめてくれない？そこまで遊んでないから」

ふんっと不貞腐れる空那。
雰囲気が怪しくなった所で新聞を読みながら食べていたパパが『ご馳走様』と食べ終え

「じゃ紗輝ちゃん後任せていいかなぁ？出来るとこまででいいからね？」

「はぁい、お任せくださいな♪パパ、クロワッサン最高だったょ♪」

「おぉそうかそうか♪喜んで食べてくれて嬉しいょ♪」

歯磨きをし『いってきま〜す！』と出かけて行った。