超溺愛ブラコン妹の彼氏

こんな我儘妹に付き合わなくていいんだょ?

もぅ離す力は残ってないから…

空那から離してょ…

「ごめん、紗輝ちゃん。ごめん」

「…」

「もぅ俺に抱きつきたくない?ギューってしてもらえない?って俺がしなかったんだな…さっき皆でいた事思い出してて。紗輝ちゃんが実雷とかとキスしたり抱かれてる姿がフラッシュバックしてさっ。それにムカついてた…」

'へぇ!?'すっとんきょうな声をあげ空那を見上げる私。

そんな私の涙を空那の唇が救ってくれた。

止まらない溢れる涙に何度も向かっていった空那の唇。

両頬に手を添え合間に唇や鼻にもキスを落とされて。
私も空那に手をまわし

「私の思い違いなの?泣き存?」

少しの距離をとり聞いてみた。

「そっ四六時中想うは紗輝ちゃんの事ばかり。ヤキモチの塊なの、俺」

見詰め会う私達。

ガバッと力の限り空那を抱き締めて

「よがっ…だぁ。あんちん…ちたぁ。我儘しゅぎて…とうとう…妹…びゃなれ…かと思ったぁ。ふぇ…ぇぇん」

嗚咽が止まらなくなった。
「こんなに泣かすつもりはなかったんだ。俺のヤキモチのせいで大事な紗輝ちゃん傷つけちゃったねぇ。でもぉ紗輝ちゃんの勘違いってか思い過ごしってか…暴走?相変わらずだねぇ。俺に彼女出来る訳ないじゃん?紗輝ちゃんなんだからさぁ。さっき手を拒まれた時すっげーショックだった」
「…」

「この温もりは渡さないょ。例え紗輝ちゃんの彼氏であってもねっ?」

ねっ?ってとこの言い方…何か遊んだ感じに聞こえたけど?

「空那たん…ごめんね…皆と抱き合ったりキスしたり…逆ハー」

「言うな!その先は言わなくてもわかるから」

遮られた。

風呂入ったから皆の感触はないだろ?

歯も磨いただろ?

綺麗な紗輝ちゃんになったんだろ?

吐息とともに囁かれた言葉。

「ねぇ空那たん…お願いがあるの。聞いてくれる?」
距離をとり伺うように瞳を見詰めた。

数秒後

「そんなにウルウル見られちゃお願い絶対聞けょ!って威圧されてる感じがあるょ?まぁ男絡みの話じゃなきゃ受け入れる」

「多少男絡みの話かも?」
「じゃ聞かなぁい」

「聞いてもらわなきゃ困る!」