超溺愛ブラコン妹の彼氏

「なぁんだ、図星?見てたんだぁ、エロ会長?」

空那にも突っ込まれていた。

「そっかぁ見られちゃったかぁ。紗輝ちゃんの顔。今度から気を付けないとねぇ?」

きゃぁ…空那…これ以上私にフラないでょ…

私の顔はタコさんだょね…
「ははっからかうのは取り合えず終了。食べよっ」

救世主、世那の声に顔を上げた。

極上スマイルで見つめてくれて…。

「世那ぁ、ありがとう。食べるぅ」

も一度小さな声で'いただきます'と言い皆の笑いに包まれながら食べ始めた。
皆、別々なのを頼んだから少しずつ交換した。

ラージピザは2枚ずつ食べた。

デザートも皆、違うのを頼んで実雷先輩とコーヒーを人数分取りに行った。

そこで私はちょっぴり大人になった。

「紗輝ちゃんのケーキ一口頂戴?」と実雷先輩。

「私にもくれる?」

「うん、お互いにあ〜んってしながらねっ♪」

「…」

「いいじゃん。今時スプーンの間接チュウなんて珍しくないょ?」

「へぇ!?」

「うん!?違うの?」

「多分、紗輝ちゃん違う事考えてるょ」と空那。

「だなっ。お互いのスプーンでだと思ってるんでしょ?」

頷く私。

「流石シスコンお兄様方。大正解かぁ。軽くヘコムけどぉ。紗輝ちゃんの事わかってあげられなくて…」

元気がなくなってしまった実雷先輩。

あっど…しよう…

ってか今度は私が何かしてあげなきゃって立場だょね!?

そうだょ!

一歩を踏み出そう!

スプーンにケーキを乗せ実雷先輩に声をかける。

「ケーキ交換こしましょ?」

向けられた瞳を見つめ出来る限りの笑顔をして言ってみた。

「してくれるの?」

「落ち込ませてごめんなさい。私、大人になります!」

「これが大人の行為?」

「はいっ」

も一度笑顔をしてみせた。
「紗輝ちゃんの笑顔は可愛いけど…ははっ一緒にいて飽きないな」

?な事を言ったけどスプーンにケーキを乗せてお互いに手を伸ばし'あぁん'をした。

「紗輝ちゃんのケーキうまぁいぃ!ありがとねっ♪」
「実雷先輩のも美味しい」
ニコッと笑ったら

「大人になれたねっ。照れてる紗輝ちゃん可愛いぃ♪」