超溺愛ブラコン妹の彼氏

「…」

「ん?空那?」

「…」

私をみたまま微動だにしない空那。

「空・那くぅん…どしたのぉ?」

反応なしな空那へチュッと口にキスをした。

頬がほんのり赤く変化した。

こんな空那めったにお目にかかれないから可愛い反応だなぁなんて思ってしまった。

あれっ!?真っ暗になった私の視界。

ん!?

背中に手?

動いてるし…

あぁ空那に抱き締められてるんだぁ私。

だから私も空那をギューっと抱き締めた。

「紗輝ちゃん、反則。あの上目遣い…やられたし…」
「へぇ?」

「可愛すぎ。ねぇもう一度キスして?」

「口に?」

「も・ち・ろ・ん。でぇ直ぐに離さないでくっつけといて?」

'はい、どぅぞ'と言い私と少し離れ目を閉じた空那。
綺麗な顔って見惚れている場合じゃないんだ…

今日は散々迷惑かけたんだから怖じ気ずかないで空那を喜ばせてあげなくちゃ…いつも頼ってばかりだもの…

両手は空那の肩に置いて…口目掛けて…触れる瞬間顔を少し傾けてキスをした。
少したったから離そうとした。

ら…空那の舌が…私の唇に割って入って…って舌!?

私の舌をなぞる空那の舌…
何か続々してきた…

ら、突然鳴り響く携帯の着うた。

「あーあぁ…そろそろかかってくるかと思ったけどさぁ?何も紗輝ちゃんとのラブチューしてる時にかけてこなくてもいいのにぃ世那の奴め」

空那に促され携帯に出ようとしたら落とすわ、押すとこ間違えるわ、テンパりまくり。

そんな私の姿を眺めてる空那は'また続きしようねぇ'なんて言ってるし。

やっとの事で携帯を耳にしたら反対の耳を攻められて…。

これを世那にばれない為に必死に普通を装い電話での会話をした。

今いる場所を教えて何時頃行くからって言われて切ろうとしたら空那にかわってと言われ携帯を渡した。

変な緊張感の中で世那と電話してた私は空那に全体重をかけてもたれてしまった。

そんな私を優しく抱き締め世那と電話する空那。

暫くそうして見上げたら目が空那の唇でとまった。

ジッと見つめていたら何か勝手に身体が動いて空那の首に手を回し空いている耳にキスをし甘い言葉を囁く私がいた。