超溺愛ブラコン妹の彼氏

どぅして…?

ドアが開けられ、実雷先輩、舞桜ちゃん、枚輝君、萌ちゃん、最後に空那が入って来た。
「紗〜輝ちゃん、おはよう。よく眠れた?」

「実雷先輩ごめんなさい。迷惑かけて。私を見付けてくれたって世那から聞きました」

「そぅ。でねぇお姫様だっこしたかったのにぃ空那君が駄目って。俺が紗輝ちゃんを見付けたのに酷いょねぇ。最後の最後にいいとこどりする空那君が憎いぃ」
「空那を怒らないで?」

ぷぷっと吹き出す実雷先輩。

「紗輝ちゃんは空那君大好きなんだねぇ。彼氏にするような顔してるょ?困ったちゃんな顔…でもぉ俺も好きだなっ食べちゃいたい」
言う事だけいって私を包みオデコにキスを思いっきりチュって響かせてしてみせた。

すかさず舞桜ちゃんが実雷先輩の背中をつついていた。

それに気付いた実雷先輩は怪しい笑みを浮かべ空那をちら見し世那に軽くお辞儀をした。

背後から紗輝ちゃん!と言われはっとし呼ばれた先を見た。

舞桜ちゃんの悲しげな顔がありビックリした。

大親友の舞桜ちゃんまでをもそんな顔させてしまったと心苦しくなった。

私の手を握り締め攻められるように見つめられた。

「紗輝ちゃん独りで抱え込まないで!どんな小さな事でも相談して!頼りにならなくても話を聞く事ぐらいは出来るから!美景から電話もらってビックリしたんだから。メイクって何って思ったら今度はこれって…。私達親友でしょ?紗輝ちゃん独りで抱えきれてないでしょ?私って何?話してもしょうがないって思ってるの?…悲しいょ」

枚輝君が紗輝ちゃんごめんねと言い後ろから抱きしめられた舞桜ちゃん。

「ごめんね、舞桜ちゃん。私、ここまで騒ぎが大きくなると思ってなくて…。何で嫌われてるのかわからないの…。枚輝君にも迷惑かけてごめんなさい」

「違うの!紗輝ちゃんに謝ってもらおうなんて思ってないの!枚輝と同じくらい大事な存在。私以外に親友作ってほしくないの。ごめんね…」

「ありがとう舞桜ちゃん。そこまで言ってもらえる友達初めて。今までね…お兄達のアドレスとか教えてって聞かれるばっかりで…舞桜ちゃんみたいに抱きしめてくれる子なんていなかったから」