超溺愛ブラコン妹の彼氏

泣いたり起こったりめちゃくちゃでわからないょね…ごめんね?変な事聞いて…でも…も少し私の話聞いて下さい。他に聞いてもらえる人いなくなっちゃったの…。空さんは私のいけないとこ…どこかわかりますか?それとも…私の存在自体がいけない事ですか?って…ははっそれだったら嫌だな…'

あっ考えた事なかった。

そかぁ私って存在がいけないんだ

なぁんだ…そんな事かぁ…
両腕を離し身体を反転させズルズル滑り落ちた。

同時に瞼も落ちてきた。

お腹も減ってるのに…眠気が勝っている。

昨日の夜はぐっすり空那の腕の中でよく眠れたのに…
さっき走ったせい…かな?
今日は世那の腕の中で目覚ましせずに眠れるはずだったょね?

叶わぬ願いになっちゃった…

あっ目覚ましはここにないから気にせず眠れる…か…
もぅ限界…

瞼が下りると共に身体も横に…

空那、世那…

夢で会えるかな?

私の世界は一面ブラックに染まった。



☆美景

紗輝がマジ切れした。

もとい俺がさせてしまったんだ。

流れた涙は俺のせい。

それを拭おうとしたら'触らないで'と思いっきり振り払われた。

その時の紗輝の絶望した表情。

俺が優しく包みこんでやりたいのに…紗輝みたいな子初めてで…どうしたらいいかわからなくなってしまった。

その後走り去ったのを追いかけたが見失ってしまった。



☆萌ちゃん

美景に頼まれ紗輝ちゃんの分まで昼飯を買って指定された場所に向かうと紗輝ちゃんの大きな声が聞こえた。

直後走り去る紗輝ちゃん。
美景に怒鳴り一緒に紗輝ちゃんを追いかけるが見失う。

何やってんだょ!美景のバカが!

携帯を取り出し仕方なく報告。

「何?萌ちゃん」

「空那先輩すみません。紗輝ちゃん…逃走しました」


☆実雷

ん?上から何か聞こえる?
話し声?

女?

って…紗輝ちゃん?

何で?

だって今日は郁斗達とカフェテリアのはず…

空に話しかけてる…

何かあったか…

しかも1人…

って見張りいねぇじゃん!?
何やってんだょ!?

俺は無我夢中で紗輝ちゃんの居場所を確認し向かった。