超溺愛ブラコン妹の彼氏

あれ?みー君…私を心配してくれてる?

すっごく刹那そうに私を見てる…

何でみー君が…そんな顔するの?

…らしくないじゃない…

「ありがとう、心配してくれて…」

軽く泣きそうになるのをこらえた。

「俺は…紗輝の笑顔が好きだから。そんな奴をワザワザ泣かすのが許せねぇだけ」

じっと前だけを見据えきっぱりと言い切った。

「聞いていい?」

「ん?」

私の方を向いてくれた。

絡み合う視線。

数秒、見つめあった後耐えられず反らしてしまった。
何だか…いつものみー君とは違う気がして…

'ん?'の言い方がすっごく優しくて…弱ってる私の心に少しキュンときた。

「私のいけないとこってある?なおした方がいいとか…私のここがヤダって思うとこ…あったら教えて?私…自分じゃわからなくて…。急に自分の世界に入ったり妄想したりってのはわかってるの。後、相手の事ばっかり考えて行動してしまう事。これ以外にある?」
みー君の視線を身体に感じながらで少し緊張した。

「紗輝はあると思うんだ?」

「うん…。だから…私は嫌われるって言うか…好かれないって言うか…」

「ソイツの事好きなの?そうじゃないなら今のままでいんじゃん?俺は非の打ち所はねぇと思う」

「好きとかそういうのはないの。ただ何であそこまで毛嫌いするのか…わからなくて…ごめんね?変な事聞いて」

そらしていた視線をみー君へ向けた。

「涙の原因はそれか?」

図星をつかれた私は慌てた。

「あっあはっごめんねっ。今の忘れて?みー君にとっての私は今のままでいいって事だもんね?そかっそっだね…。もぅ関係ないんだもん…関係…ない…か」

まとまりのない答え方をしてしまった。

「そんなに生徒会に入りたかった?」

「入りたいって言うか迷惑かけてるから…そのお礼?うぅんとぉ…守られてばかりだから恩返ししないとバチあたるかも…だから?」
「ははっ何だ!?その疑問系は?」

大爆笑され最後に'紗輝らしいけどな'って言われた。

「そんなに笑わなくてもいいじゃない!」

「恩返しってさぁ鶴の恩返し?」

「いい話じゃない!何かされてばかりじゃ申し訳ないって思わない?」