「紗輝ちゃん。もう寝るだけ?」
「そだょ。歯も磨いたしぃ明日のコーデも確認したしぃ。やり残した事はないと思うんだけどぉ?」
「一緒に寝てもいい?」
とベッドを指差してサラッと言ってのけた空那。
私のベッドで一緒に寝る?
狭いと思うょ?
ってか!ドキドキしすぎて眠れない!?
段々上昇する私の体温。
「ねぇいい?明日のコーデは俺だしさぁ。紗輝ちゃんの傍で眠りたい」
「狭い」
少し投げやりに答える。
「平気。ベッドから落ちたことないし」
サラッとかわされた。
「朝きちんと起きる?」
「いつも紗輝ちゃんより先に起きてるょ」
あぁ…何を言っても無駄なのね…
「じゃあ壁側が私でいい?」
「うん♪」
極上スマイルでの返事。
「寝相悪くてもしらないからね?」
「いーよー。紗輝ちゃんと寝られるんなら蹴られたってへっちゃら。って事は今日は紗輝ちゃん部屋にお泊まりOK?」
「うん。落ちないでね?それだけが心配」
「やっりぃー。そんな心配いらないょ?先にベッド入ってるね」
ニコニコしながらベッドに潜り込んだ空那。
小さな子供のような空那。
あぁそうかぁ。
私にママを重ねてるのかも…
甘えたい時に私が産まれ…
妹が誕生し兄になった空那はママにもっと甘えたかったんだね…きっと…
甘えられぬまま大きくなったから…
ママと同性の私に甘えを求めてる?
私が産まれてこなければ…空那はママに甘えられたし…死ななかったんだょね?
涙が出そうになった私は電気を消して急いでベッドに足元からハイハイして空那に背を向けて横になった。
あからさまに背を向けてるその向こうから空那の視線をビシバシ感じる背中。
そしたら後ろから抱き締められ背中も温かくなった。
この温もりがママだったらって思ってる?
ごめんね…空那の大好きなママを…死に追いやった原因の私で…
「紗輝ちゃん。何考えてるの?俺と寝るの…そんなに嫌だった?」
すっごく優しい声音で聞かれた。
「…」
「紗輝ちゃんに嫌がられても俺は今嬉しい気持ちで満たされてるょ。
「そだょ。歯も磨いたしぃ明日のコーデも確認したしぃ。やり残した事はないと思うんだけどぉ?」
「一緒に寝てもいい?」
とベッドを指差してサラッと言ってのけた空那。
私のベッドで一緒に寝る?
狭いと思うょ?
ってか!ドキドキしすぎて眠れない!?
段々上昇する私の体温。
「ねぇいい?明日のコーデは俺だしさぁ。紗輝ちゃんの傍で眠りたい」
「狭い」
少し投げやりに答える。
「平気。ベッドから落ちたことないし」
サラッとかわされた。
「朝きちんと起きる?」
「いつも紗輝ちゃんより先に起きてるょ」
あぁ…何を言っても無駄なのね…
「じゃあ壁側が私でいい?」
「うん♪」
極上スマイルでの返事。
「寝相悪くてもしらないからね?」
「いーよー。紗輝ちゃんと寝られるんなら蹴られたってへっちゃら。って事は今日は紗輝ちゃん部屋にお泊まりOK?」
「うん。落ちないでね?それだけが心配」
「やっりぃー。そんな心配いらないょ?先にベッド入ってるね」
ニコニコしながらベッドに潜り込んだ空那。
小さな子供のような空那。
あぁそうかぁ。
私にママを重ねてるのかも…
甘えたい時に私が産まれ…
妹が誕生し兄になった空那はママにもっと甘えたかったんだね…きっと…
甘えられぬまま大きくなったから…
ママと同性の私に甘えを求めてる?
私が産まれてこなければ…空那はママに甘えられたし…死ななかったんだょね?
涙が出そうになった私は電気を消して急いでベッドに足元からハイハイして空那に背を向けて横になった。
あからさまに背を向けてるその向こうから空那の視線をビシバシ感じる背中。
そしたら後ろから抱き締められ背中も温かくなった。
この温もりがママだったらって思ってる?
ごめんね…空那の大好きなママを…死に追いやった原因の私で…
「紗輝ちゃん。何考えてるの?俺と寝るの…そんなに嫌だった?」
すっごく優しい声音で聞かれた。
「…」
「紗輝ちゃんに嫌がられても俺は今嬉しい気持ちで満たされてるょ。
