超溺愛ブラコン妹の彼氏

「どういたしましてっ。いつでもしてあげるからねっ。紗輝ちゃんの指令は進んで受けますか・ら」

「じゃあ裸で抱き付くのは反則だょ。裸は見慣れてるけど…それで抱き付かれたらドキドキがとまらないもん」

「いいじゃん。な・れだから。俺が実験台?って事でさっ」

「俺だってするからね?紗輝ちゃん。世那だけの紗輝ちゃんじゃないんだから!」

世那の大胆発言に、拗ねた空那が言い捨てた。

「やきもちお兄様には困りものだねぇ。まぁ飛びっきり可愛い妹だからしょうがないね。ははっ」

能天気なパパ。

でも能天気でないとここでの生活は無理かもね。

理解力がないと私達家族の事を解釈出来ないから。

「あっパパ。明日の夕飯は私と空那の分はいいょ。夜景デートする事になったから」

「はぁい了解。楽しんで来てね?」

「うん!!」

「何それ?」

ご機嫌だった世那が不機嫌オーラを発しながらの発言。

「私が空那に提案したの」
益々険しくなる顔付き。

「世那も行く?生徒会終わったら連絡くれればいいょ?」

お誘いをしてみた。

ら…空那からも不機嫌オーラが出てしまっていた。

「紗輝ちゃん。なぁんで世那も誘うの?俺と2人じゃ嫌なの?」

慌てて首を左右にふる私。
「違う!2人より3人のが楽しいかと思って誘ったの。世那だって明後日はお休みだからゆっくり遊べるじゃない?だから…」

「紗輝ちゃんは皆に優しいんだからなぁ。だからっ俺だけの紗輝ちゃんになってほしいと思っちゃうんだょ」

「珍しいねぇ空那の本音が出たね?3人で夜景デート楽しめば?紗輝ちゃんに彼氏が出来るまでじゃない?紗輝ちゃん紗輝ちゃんて言っていられるのは?」

パパにたしなめられた空那。

「紗〜輝ちゃん、早く終わりそうだったらメールするね」と返事をくれた世那。
「うん!!空那と待ってるね♪空〜那、明日…手…繋いでくれる?夜は暗くて危ないじゃない?」

お伺いをたててみた。

「俺でよければ?」

当然だろ?って感じで返された。から、

「空那じゃないと嫌だけど?」

真似て返してみた。