超溺愛ブラコン妹の彼氏

名残惜しそうに私との距離をあけ数秒後

「紗輝ちゃん、食べよっか?」

うんと頷いたら

「紗輝ちゃんをだ・よ?」
何ですと!?

私を食べる?

夕飯じゃなくて?

パスタ食べないで私!?

「世那!紗輝ちゃんを苛めない」とパパがたしなめた。

「苛めた訳じゃないんだけどなぁ?一度本気で食べたいょ紗輝ちゃんを」

「世那!紗輝ちゃん熱出すょ?やり過ぎ!」

とパパが私を世那から引き離しダイニングテーブルに座らせた。

惚けている私はパパにされるがまま。

頭がふぅわふぅわして何も考えられない。

いつの間にか'いただきます'が始まりフォークを持たされて食べていた私。

と思っていたら食べさせられていた。

手にはフォークを握っていただけだったらしく…。

食べようとしない私を見かねた当事者の世那が世話をやいてくれて…それを恨めしそうに空那がチラ見していた…みたい。

「紗〜輝ちゃん。いぃ加減に意識戻して?本当に襲っちゃうぞ?ここじゃあ皆に見られるから俺の部屋行くょん」

「へ?」

「あっ意識回復?紗輝ちゃんともぉっと仲良くしたいからぁ俺の部屋行くょって言ったの」

「ダダッダダッダメっでしょ?」

あははははっと3人の大爆笑。

「紗輝ちゃんすっげーカミカミィ。ははっ。しかも疑問系で終わりって何?襲っていいって事?」

あぁんと言われ素直に口をあけてパスタを食べさせてもらう私。

「何で私食べさせてもらってるの?」

「あぁそこ?話せば長くなるからぁ。まぁ紗輝ちゃんがウブウブちゃんだからぁ俺に超ドキッとしちゃってぇ固まっちゃったからぁ責任持って食べさせてるわ・け」

と言って私に食べさせたフォークで世那もパスタを食べた。

「あっ」

フォークを眺め気づいた世那。

「ん?これ?」

フォークを少し上に掲げ

「間接チューだねっ。兄妹だし、いいでしょ?」

それに洗い物も少なくなるしさっと流された。

確かに1つは減るだろうけど…同じフォークで食べてた何て…

「後で本物のチューしてあげるから今は食べよ♪」

とフォークを渡され残りは自分で食べた。

「食べさせてくれてありがと」