超溺愛ブラコン妹の彼氏

「萌、空那先輩がいる限り紗輝ちゃんは諦めた方がいいね…」

落ち込んでいた顔の表情がどんどん明るくなり

「だね…じゃ駆け落ちしかない!ね?紗輝ちゃん、俺と愛の逃避行しよう!!」

ととんでもない事を言い出した。

真ん中に座っている舞桜ちゃんを乗り越え私の手を握ってきた。

「ちょ萌!ふざけすぎ!」
離される手。

「何で舞桜が真ん中何だょ…俺と紗輝ちゃんの邪魔すんな!」

またやり合いそうな気配が感じられ

「皆、ありがとぅ。桃色学園に入って皆に出会えて仲良くしてもらえて私、すっごく幸せ」

皆を見回した。

「これからも迷惑かけるけど…仲良くして下さい」

「ははっ面白れぁ挨拶。迷惑かけられちゃうんだ、俺達?まぁもうなれたけどね」

「ごめんなさい…迷惑かけないとは言えないから。ずっと何かしら迷惑かけてるし」

しんみりした私。

「美景!?余計な事言うなょ!元気なくなったじゃねぇか!紗輝ちゃん、俺は迷惑何て思ってないから。紗輝ちゃんと一緒にいられて笑顔を見せてもらえれば充分だょ?それに女の子は男に守られてればいいんだから、ね?」

再び舞桜ちゃんを飛び越えて萌ちゃんが手を握ってくれた。

「ありがとう、萌ちゃん」
「萌、私の事も守って?」
「枚輝先輩がいるだろ!?」
「いない時」

「や・だ!」

「意地悪!!重い!!さっさと離れて!!」

舞桜ちゃんの膝に乗っていた萌ちゃんの体は起き上がったけど、私の手は握ったまま。

だから舞桜ちゃんの目の前には私達の握られた手がある。

「すっごく目障り」

ジロッと萌ちゃんを睨む舞桜ちゃん。

「んじゃ舞桜ちゃんもこうして手握って。仲良し3人組♪」

と2人をみてニコニコ微笑む私。

「紗輝ちゃん…もっといいネーミングないの?」

「えっ…」

「だなっ何か…ダッサダサじゃねぇ!?」

と2人に笑われた。

所でメニューがきて離れた3人の手。

「今日の乾杯の音頭は舞桜ちゃんね」

「えっ!?私!?何に乾杯しようか…」

数秒後

「今日わ皆とここに参加出来た事にしよう!グラス持って?いい?」

全体を見回し