超溺愛ブラコン妹の彼氏

「照れてる紗輝ちゃんも可愛いなぁ。今だけで、怒った紗輝ちゃん、Sな紗輝ちゃん、甘えた紗輝ちゃんに出会えたんだぁ。いいなぁ空那君達。七変化の紗輝ちゃんを毎日みられてさぁ。あっ俺も気に入った!おにぎり君。紗輝ちゃんとの出会いの品だもんね?」

「Sなのにロマンチスト?」

「前者は余計だなぁ」

「ふふっ。楽しっ。おにぎり君はSでロマンチストかぁ。今日の事、皆報告楽しみにしてるから全部話すね?本名は教えてくれなくていいから。謎のがいいゃ。推理していくから?」

「推理力あるの?」

「ゼ・ロ」

おにぎり君が笑いだし私もつられて笑った。

「またやってくれる?この…遠足デート?」

ほんのり頬が赤いおにぎり君。

「はいっ!照れてるおにぎり君可愛い♪遠足デートかぁ…ふふっ」

と言い頬っぺをつつき赤いよ?と教えた。

「次はサンドウィッチにします♪リクエストとかある?好き嫌いとか?あっでも…順番が違った…だって何も聞かないで作って来ちゃってた…ごめんなさい…」
あぁ私、何やってるんだろう…

浮かれすぎてて好き嫌い聞かずに作って食べてもらってるなんて…拷問にとられてもしかたないょね?

「紗〜輝ちゃん?俺、嫌いなもんなんてないょ。それに、ほら全部なくなってるし?どれも美味しかったょ♪」

「本当?人参とか無理して食べたりしてない?」

恐る恐る聞いてみた。

でも、おにぎり君の顔は極上スマイルで

「すっごく美味しいおにぎりとおかず、ありがとねっ♪だから…困ったちゃんな顔はやめて?」

と言ってくれた。

「私、先走っちゃう時があるから…そぅいぅ時は遠慮しないで言って下さいね?」

「あぃよっ♪今度はサンドウィッチかぁ。玉子とハムとツナ入れてね。週1で遠足デート出来る?そしたら週1でカフェテリアでお礼にご馳走するから?」

「じゃあ週に2回は一緒に食べれるの!?」

「だねっ♪」

「賛成!!」

「大変じゃない?」

「へっちゃらです!!」

「お兄様方怒らない?」

「そんな事気にするなら、こんな提案しないで下さい!」