超溺愛ブラコン妹の彼氏

さっきのメンバーにみー君も加わり教室へ行った。

皆とのわかれ際、空那に放課後ね?と言われた。

自分の机に鞄を置き

「みー君昨日のお昼代」

を渡そうとしたら案の定受け取ってもらえず何度目かの押し問答の末受け取ってくれた。

「皆の分もってきたのか?」

「うん。お金の事はきちんとしなきゃだからね。私が迷惑かけた事だし自分の言った事は守るのが私だから」

「そっか…わりぃな?今日のコーデは世那先輩?」

「うん。どぅかなぁ?ここに着てきたのは全てお兄コーデなの。こぅいぅふうに組み合わせた事はないの。みー君はどぅいぅのが好き?」

「俺は本人が似合えばいいと思う。でも兄貴達は最高のスタイリストだな」

「そぅ!?それを2人に言ってあげて?喜ぶから!」

私はお兄達を誉めてくれたみー君が嬉しかった。

世那とはぶつからないけど空那とみー君はやりあうから。

「紗輝?ニヤニヤしてるけど?」

「嬉しかったの!空那とみー君は仲良い事なんかないのに誉めてくれたから」

「ははっ。ごめん。ニヤニヤしてたんじゃなくて照れてたんだな…兄貴を誉めて妹は照れるなんて…いい兄妹じゃん」

そんな時

「おっはよぅお2人さん」
と萌ちゃんに顔をジィーとみつめられた。

「紗輝ちゃん。顔赤いょ?美景と何話してたの?」

萌ちゃんの両手が伸びてきて私の頬に触れ顔が近づきオデコどうしが触れた。

超ドアップの萌ちゃんの顔にどぅしていいかわからずあたふたする私。

「めめめめめ萌ちゃん!顔が近すぎるんですけど…」
「キスしたくなった。おはよぅのキスしよ?」

「むむむむむ無理!ここ学校だょ?」

「俺は平気♪皆にみせつけよぅよ?」

「そそそそそぅいぅ事は彼女としなょ?」

「じゃあ彼女なになって?」

「まままままマジですか?」

「大マジです♪」

そんな時ドタドタドタと遠くから足音が聞こえ私の傍で止まり

「変態萌!紗輝ちゃんを離せ!」

と大声で言い私から萌ちゃんを引き離した。

「紗輝ちゃん!?変な事されなかった!?何であんな事になってたの!?」

矢継ぎ早に質問をなげかける舞桜ちゃん。

「お前なぁ紗輝ちゃんといぃ雰囲気のとこを邪魔すんなょなぁ?」