超溺愛ブラコン妹の彼氏

そこに触れようとし手を伸ばしかけた時

空那…

離れて…ないで…

私…ら…

と紗輝ちゃんの口から漏れた言葉。

俺はその場にへたりこんだ。

紗輝ちゃんの姿を確認できた安堵感と寝てしまってまでも空那に謝っているなんて…

そのバカ空那はカフェテリアでハーレム状態。

まぁ紗輝ちゃんが桃色学園に入ってからは初めてだけど…

でも…久々だな…

紗輝ちゃんの寝顔。

相変わらず可愛いな…

郁斗がいなきゃ今すぐにでも抱きしめて安心させてあげたいのに…

この上着は郁斗のか?

中々気がきくじゃねぇか。


☆美景

紗輝が見付かったってのに何で俺が空那を連れて行かなきゃなんねぇんだょ!?

バカ会長めが!

お前らより俺は早く紗輝に会いたいんだょ!

ったく。

走ってカフェテリアに来てみればコーナーの席に空那がいた。

のはいぃけど何なんだ!?

周りは女ばかりじゃねぇか!

妹が行方知れずの時に兄貴はハーレムかょ!?

そんな兄貴に悲しんでる紗輝がかわいそうじゃねぇか!

席に近付いたら見知らぬ男が空那に話かけていた。



☆実雷

カフェテリアに空那を見付けた。

女に囲まれている空那。

ふっ皆、大事な妹ちゃん以下じゃん。

空那達がいる席に近付き

「空那君みぃけ♪」

と言い近くにあった椅子を引き寄せ座った。

怪訝な顔をされ

「誰?」

だと。

失礼な。俺はお前を知ってるってのに…。

「うわぁ酷いね。同じクラスなのに?」

「は?」

「男には興味ないの?興味あるのは紗輝ちゃんだけ?それとも、それもやめたの?」

「何が言いたい?」

「さっきね可愛い子からおにぎりをもらってさ。旨かったなぁ。その子ね雀に千切っておにぎりわけてて。自分はお腹すいてないから食べてって。