超溺愛ブラコン妹の彼氏

でも目は瞑っているから…寝言かぁ。

あぁあれか…今朝、世那が言ってたケンカの事を謝っているのか?

ってかあれが兄妹げんかになるのか!?

そんなんで怒る空那がいけないんじゃねぇのか?

取り合えず俺の上着を膝にかけた

スカートが短いからな

ってか今日のコーデ可愛いじゃん

って違うだろ!?

俺!しっかりしろ!

そうだった…

実雷…疑って悪かった

アイツがこんな可愛い子に手は…出さねぇよな…

寝顔も可愛いぃんだな…

ってこの跡は涙?

─だな…

泣きつかれて寝たのか?

まぁ見付かった事を皆に知らせよう


そこから少し離れ携帯を取り出し

「瑛汰見付かったから皆に連絡して昼にしてくれ。延長する事はそれぞれの担任に話をつけるから。それと世那を中庭に呼んでくれ」
と用件だけ言い切った。

次に空那にかけた。

呼び出しはかかるが出ない。

何度かけても同じ。

だぁもぅ!

悶々と考えた結果、紗輝ちゃんと同じクラスの美景君に電話してみる事にした。
ワンコールで出た。

「おっ早いな流石。会長の桜川だけど。空那何処にいるかわかるか?」

「カフェテリア」

「何!?アイツは飯くってんのか!?ったく。中庭に連れて来れるか?」

「俺が?」

「会長命令だと言って中庭に連れてきてくれ。無理やりでも。万が一連れ出せない時は美景君の彼女にするぞ?と脅せ」

「はぁ!?」

「いいから。で紗輝ちゃん捕獲は聞いたか?」

「捕獲って人間だろが紗輝は」

「美景君、誰に向かって口を聞いてるかわかってるか?会長─」

「グダグダるせぇょ!こんな会話してる場合じゃないだろうが切るぜ」

俺の話を遮り一方的に切りやがった。

何なんだ!?あの1年は…

俺は3年で生徒会長だぞ

あんな奴を俺たちは守らなきゃなんないのか!?

後でお仕置きしてやろう