超溺愛ブラコン妹の彼氏

パパ昨日は良く眠れた?

今日の夕飯は何にするか決めてる?

あっ今日の─

ガタッと立ち上がりご馳走様をする空那。

「空那!今日のお昼一緒?」

「…」

何も言わず出て行った。

「あはっ話してくれなくなっちゃった…仕方ないお昼はお弁当持って行こう…」
「紗輝ちゃん俺達と食べよう?」

「いいょ世那は生徒会でしょ?私がいると目立つし…。天気いぃし日向ぼっこしながら食べるから。心配しないで?」

出来る限りの元気を出してお弁当作りにとりかかった。

でも時間がなくておにぎりしか出来なかった。

「じゃ紗輝ちゃん家庭科室で食べる?」

「パパまで気にしないで?お昼休みまで心配しないでいぃよ」

バタン。

ドアを締める音がした。

先行っちゃったんだ。

とことん嫌われたね…私。
隣で洗い物を始めていたパパ。

「あっパパもぅ行って?私やるから!」

水で濡れた手を拭き私の視界が遮断された。

「全く。お兄なのに情けないねぇ空那は。大事な大事な妹を悲しくさせるなんて…」

私の頭に頬擦りをし背中を優しくポンポンするパパ。
「一人で抱え込まなくていいからね?いぃたい事はきちんと言いなね?」

数分そうした後

落ち着いたかなぁ?と少し離れ私の顔を覗きこむパパ。

「ありがとぅパパ」

一応、笑顔で言えたと思う。

「うん。じゃあ行ってくるね♪」

「いってらっしゃい」

私は洗い物の続きをしパパは世那に声をかけ出掛けた。

パパが出掛けた後に世那が手伝ってくれたから少し早く終わり2人で出掛けた。

2日間3人で行ってたからちょっぴり寂しくなった。

でも悲しさを感じさせると世那に気を使わせるから、きちんと前を向き元気にみせた。

途中、空那や世那の友達に声をかけられ空那の事を聞かれた時は心が苦しくなった。

その度、世那の制服を掴み助けられた。