まさかこんな状況で今日の事言われると思わなかった。

でも落ちてる空那が可愛く思えてきた。

そんなに落ち込まなくてもいぃのに…

「空那…私こそごめんね。空那のせいで何て言ったから気にしてるんでしょう?私がしっかりしてればよかったんだょね。でも何もなかったんだからさっ?」

左右に首を振る空那。

「あってからじゃ遅いし、みー君が紗輝ちゃんを助けた事にも嫉妬してんの。情けないね…俺」

こんな空那初めて…

だからちょっぴりお姉ぶりたくなった。

空那を元気付けるために。
空那の頭を頬擦りしながら背中に手を上下に動かしたりポンポンしたり…

「空〜那。私はどんな空那も大〜好き。今日の事ももぅ何とも思ってないからっ!それにぃこぉんな落ちてる空那かっわいぃ」

「これって形勢逆転?こんな体制ではあるけどさぁ?」

「そっ主導権握ったの私。今だけお姉気分って感じ?だからぁ空・那、元気だして?明日からもしっかり紗輝ちゃんをみてて?」

と少しずつ離れ空那を見つめる私。

「空・那、その上目使い反則。主導権握ってお姉発言してるけどぉすっごくドキドキマックスなの私!」

「うん知ってる。紗輝ちゃんのここすっごくドキドキしてたから」

と心臓に触れたのはいぃんだけど…胸に触れてはいませぬか?

「あのぉ空那?そこ胸じゃない?」

「だねぇ柔らかいょ。ドキドキも聞こえるから♪」

空那の顔つきがかわってきた。

怪しげな笑みをし口角が上がり、でも手は離さずってか少し揉まれてる…?

「空那、手ぇ離して?」

「ありがとぅ紗輝ちゃん。空那、元気出たょ♪お姉な紗輝ちゃん大胆でいぃね。ここの発育抜群だょ。やわらかぁい。またお姉になってね?」

形勢逆転された私。

「わかったから手離してょぉ…空那」