超溺愛ブラコン妹の彼氏

「ご馳走様でした。お休みなさい。紗・輝」

と怪しげに私の名前を言い出ていったみー君。

とまた泣き出す私。

泣き虫紗輝ちゃん♪とか言いながらも優しく抱き締めてくれる空那。

「何か妬いちゃうなぁ。みー君に…」

いつも強気発言空那が弱気発言。

少し抱き締められる力が強くなった感じ。

「ごめんね空那。名前呼んでくれて舞い上がっちゃっただけだから…」

「紗輝ちゃんが何処かに行っちゃいそぅ…」

「行かないょ?そんな悲しそうに言わないで?」

「あー気持ち良かった。って抱擁中?」

とお風呂から上がりさっぱりとした世那登場。

に顔をしかめる空那。

「あっあのねっみー君が紗・輝って帰る間際に言ってくれたの。で嬉しくて泣いちゃったの私」

と空那から少しずつ離れる私。

「そっかぁ言ってくれたぁ。そりゃ嬉しいょね♪」

と一緒に喜んでくれた。

「で帰った所かぁ。んじゃ落ち着いたらお風呂入ってきな?」

「あぃ。ってか片付けるんだった。へへっ忘れちゃった」

「あっじゃあ俺がやっとくぅ」

「いぃよぅお風呂上がりなんだからゆっくりしてて?」

そぅ?と言って自分の部屋に行った世那。

「空那ありがとぅ。空那に抱き締められると安心するんだぁ。この香り大好き。何か安心するんだぁ。空那もいぃよ?疲れたでしょ?」

「そんな事ないょん。さっき親父にも言われたし一緒に片付けるょ?」

「ありがとう!!じゃあさったとやっちゃおう!!」

テーブルの食器をキッチンに持って行き洗う私と空那。

2人でやったからすぐに終わった。

「じゃあお風呂入ってくるね?」

「今日は忘れ物しないようにね?」

「はぁい」

空那に嫌みを言われる私。
あんなヘマは二度としません!

きちんと確認してからお風呂に入った。