超溺愛ブラコン妹の彼氏

「あははっ。そこまで嫌われてんだぁ。みー君かわいそぅ」

「いいのょこんな奴!さぁさ向こう行ってて!世那が帰って来るまでに用意するから!」

空那とみー君はソファーに座った。

私とパパで夕飯作り。
後少しってとこで世那が帰って来た。

「ただいまぁ」

「お帰り世那。もう出来るから着替えて着て?」

抱き付いて世那を見上げる私。

「いい時帰って来たかな!?待っててね?」

「うん!!」

世那は自分の部屋へ。

キッチンに戻ろうとしたらみー君と視線があい思いっきりフンってしてやった。
それを見ていた空那はククッと笑っていた。

数分後

「出来たぁ。パパいぃ匂いだねぇすき焼き♪」

「だねぇ。じゃ皆座って」
「何で俺がみー君の隣?」
「今日は私が世那の隣に座る番だもぉん。それにみー君と空那の頭の中似てるから」

「何それ?」

「エロって事」

「紗輝ちゃん男は誰でもエロだょ?」

皆の視線が私に集まる。

この状況危ないかも!?

女の子私1人だ!

気づくの遅いね…私

何故か胸元を両手で隠す私。

「何ょ皆!エロ狼どもが!!早く食べなさいょ!すき焼きでお腹一杯にして!」

「ははっ。冷めるからねっいただきましょう」

それでは皆で

「いっただっきまぁす!!」
と始まった今夜の夕飯。

「はいっみー君。遠慮しないで食べて?」

卵の入った取り皿にお肉・野菜など入れてあげた私。
ビックリお目目で見られる私。

何でこんな行動に出たか頭がついていってないみー君。

そりゃそぅか。名前呼ばなきゃお肉食べさせないって宣言してたんだから。

でもさっ迷惑かけたのは私だし夕飯招待しておきながら目の前に美味しそうなお肉を食べられないなんて…
そこまでひねくれてないもん私。

「気が利くでしょ?早く食べないとなくなっちゃうからね?」