超溺愛ブラコン妹の彼氏

そんな私達を見ていまだに笑っているパパ。

「あっお帰り」

「ただいまぁ。空那お風呂入ったの?」

「うん。すき焼きの準備も出来てるょ」

「ありがとう。んじゃさっさと用意しようねぇパパ」
「だねぇ。美景君あがって?キッチンに荷物持って行ってもらえる?で手洗ってソファーで待っててね」

「はい。お邪魔します」

「紗輝ちゃんも部屋着に着替えて着て?俺それまでやってるからっ」

「あぁい♪」

鼻唄を歌いながら自分の部屋に行く私。

「みー君、紗輝ちゃんの名前呼んであげた?」

「あげません」

「紗輝ちゃんの飛びっきりのスマイル見たくない?」
「別に…」

「クールだねぇ。じゃあねいい事教えてあげる。紗輝ちゃんはねぇ着痩せするタイプだから。本人には内緒だょ?」

「へぇエロ兄貴でもあるんだ?」

「俺だって男の子だからさっ。したくならない?紗輝ちゃんと?」

「は!?」

「無理矢理はやめてあげてね?まぁ俺の許可がないと手は出させないけどさっ」
「いくら好きでも兄貴じゃ手は出せないですもんね先輩?それとも禁忌を犯す?」

「性格悪いね、みー君」

「お互い様?」

「何がお互い様なの?」

「あっ着替えて来た?ってか紗輝ちゃん!?足露出しすぎ!」

「へぇ!?いつも着てるのだょ?」

「今日はみー君がいるじゃん。紗輝ちゃんの綺麗な足にそそられたらどぅするの?」

「そしたら助けて?」

空那を上目使いで見上げ抱き付いてみた。

耳元で'わかった'と言い空那の香りに包まれた。

「こぉれ2人とも手がとまってるょ?すき焼き食べなくて紗輝ちゃん食べるの?」

「パパ!?何言ってるの?」
「俺はそれでもいぃよ?みー君も食べたいょね?」

「み、みー君は駄目!名前呼んでくれない人には指1本触らせないんだから!」