保健室の一件の後、 あたしの思いは増すばかり。 先生に会う度に好きが増えていった。 ただ…… 「美香好きな人出来ないの?」 ゆりあへの罪悪感も増すばかりだった。 『うーん、どうだろ?いないなぁ〜』 いつも、ごまかしてばっか。 ごめん、ゆりあ。 小学生の時からずっと一緒だったゆりあに、話せないなんてほんとに辛かった。 何かあったらすぐにゆりあに言っていた。 だから、尚更 ゆりあには申し訳なかった。 .