次の日の昼休み。



ゆりあは部活の話し合いに行ってしまった為、あたしは一人保健室に来ていた。



一年の時からしょっちゅう具合が悪くなって保健室に行っていたから、いつの間にか

常連さんになっていた。





今はあまり具合が悪くなる事がなくなったが、暇な時は遊びに行ったりしていた。



―――――ガラッ。


『ちづ先生〜?遊びに来たよー。』


ん?

いない?




ちづ先生は優しくてあたしのよき相談相手だった。


50歳くらいのおばちゃん。

(いつも歳を聞くと、「今年で22歳よ」とごまかされていた。)



保健室にちづ先生はいなかった。


はぁ。いないのかぁ〜。


つまんないなぁ。


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