「ふっ(笑)」
笑いながら頬杖をする先生。
どきっ。
『…///先生、もう一個お願いしてもいい?…誕生日』
「えー、わがままだな美香ねぇは(笑)」
わがままかな?
きっと……、
迷惑かもよ?
『先生と……メールしたい』
俯いて目を閉じた。
先生の反応を見るのがこわい。
「アドレス知りたいって事?」
『う、うん。…あっ別に駄目でも平気だけど…さ……』
――――――ガラッ。
いきなりドアが開いた。
「あっ、斉藤さんこんにちは」
他の体育の先生だった。
さっきの会話が聞こえてたかもしれないと思ったが、大丈夫だったみたいだ。
あたしは失礼しましたと、一礼しとから教官室を出た。
だめだったかなぁ〜(泣)
.
