どうして
あたしの誕生日を知っているの?
あたしがここに来ると
あなたは
わかっていたの?
どうして―――…
くしゃっと握り締めた紙切れに
あたしの涙がこぼれ落ちた。
神様
もう、何も望まない。
だから
だから彼を
あたしに返して下さい。
蒼いネックレスは
海に溶けて優しくあたしを包み込んだ。
もし
この祈りが届いて
あなたが
目を覚ましたら
嘘偽りない
透明な言葉で
あなたに伝えたい。
ありがとう。
そして―――…
世界中で一番
あなたを
愛してると――…
この真の蒼
ブルーに
永遠を誓います。

