「祐司が行ってからは…分かんないけど結構いたかな。」 いたのかよ…。 でも俺が勝手にアメリカへ行ったのだから仕方ない。 まぁ、亜理紗は俺のことが好きなんだし。 とは言ってみたものの不安な面もある。 「で、でも祐司が好きだからちゃんと断ったよ?」 必死になっている亜理紗を見て俺は思わず抱きしめた。 「俺も…好き。」 「な、何いきなり?!」 がらじゃないことをしたからだな。