甘味処

お化け屋敷をでたところで大翔と朱夏を待ってたんだけど。
あの二人...いないし。


ハァ...。

宙はなんか最近変だし。


でも...


『...あいつには素直に抱きかかえられてたのに、俺は無理なのかよ...。』



あれは否定する!

「ねぇ。宙...。」


「何?」


ほら...やっぱりいつもの宙じゃない...。
宙は、こんな無愛想じゃないもん。



「あたし!宙に抱きかかえられるの嫌とかあいつならいいとかナイからッ!」



「は?」



驚く宙...そりゃあねぇ。あたし馬鹿でかい声で言っちゃったもん。



「...だから、あの時は、恥ずかしかっただけであって...その...ッ//!」


うぅ...恥ずかしい...。


「...叶愛?」


「ッ///とりあえず!宙が嫌とか言うんじゃないの!!」


ハァ―!言いきったぞっ!あたし!



「宙..?」



「ッなんでもない...。」



それからあたし達は黙ったまま、ベンチに座っていた。





♪~♪♪



電話?朱夏かな?



着信~星桜様~